充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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2013.2012年 11月16日(金) 夕のひとときタンゴを楽しむ。
今日衆議院が一昨日の野田首相のサプライズ発言通り解散された。「ウソツキ」呼ばわりされた首相の捨て身の逆襲と言われている。「解散」という実は取った安倍晋三・自民党総裁だが、元々理念も力もない「お坊ちゃん」には、討論では首相の鋭い逆質問に切り返す術はなかった。各メディアがこの時の両党首の対応について、アンケート調査を含めて採点しているが、完全に野田首相の判定勝ちである。
これでいよいよ来月16日が投票日となった。昨日は国会で衆議院議員「0増5減」案が可決された。これにより次の総選挙は議員定数が5人減らされると思いきや、来月の投票には間に合わず、この法案はその次の総選挙で生かされるということである。従って今回の総選挙は最高裁が判断した「違憲状態」のまま行われる。その後に野田首相が声をからして安倍自民党総裁に訴えていた、定数削減を行うことになる。普通の常識では、何とか違憲状態をクリアしたうえで、総選挙を行うと考えられるが、別世界に住んで空気の読めない政治家の解釈は、「違憲状態は憲法違反ではない」という開き直りになる。すでに具体的に比例代表区で40名定数削減との民主党の提案に対しても、安倍氏は首相と自分の二人だけで決めて良いのかなどとピント外れの科白を言い、それまでに自民党も提案していたことなど忘れて惚けている。いちいち党内に持ち帰っていたら時間がいくらあっても足りない。自分は党の代表として決断を任されているとのトップの認識がまるでない。この次の選挙で、民主党、自民党のどちらが勝利を収めようとも、総理としての器、資質、演説の上手さにおいては、安倍総裁より野田首相の方が遥かに上回っていることが党首討論を通して明らかになった。
さて、今夕は妻ともども神保町の如水会館で、ゼミの先輩である利光さんご夫妻と島田さんご夫妻とともに慶應のOBグループ「KBRタンゴ・アンサンブル」のディナー・ショーを楽しんだ。3度目であるが、よく知られているコンチネンタル・タンゴとアルゼンチン・タンゴの名曲と、東京会館のディナーを楽しんだ。こういうように気軽にタンゴを楽しめるのは、気分晴らしにはもってこいだ。多分年齢層もわれわれとほとんど差がない70名ほどのご同輩のタンゴファンもそう思ってエンジョイしていたのではないかと思う。たまにはこういう企画で寛げるのもいいものである。
2012.2012年11月15日(木) 永田町のお祭りに国民が振り回されそうだ。
池袋メトロポリタン・ホテルで開かれた学校法人豊昭学園創立60周年記念式典にお招きいただいた。同学園が経営する東京交通短大の特別講義に毎年1回だけ講師を務めているご縁でお呼ばれしたものだ。同学園は東京交通短大のほかに、付属の昭和鉄道高校、及び豊島学院高校を経営している。交通というより、鉄道に特化した全国でも珍しい個性的な学園で、鉄道好きな高校生が全国から集まり、定員割れの多い全国の短大の中でも、同短大の入学希望者は定員を充足している。ところが、大学の後輩でもある副学長・松岡弘樹教授の話によると問題は、入り口は良いが出口の就職が厳しいことだと渋い顔をされていた。同短大卒業生はほとんどが鉄道会社志向である。近年鉄道会社は機械化の普及により新規採用を押さえ気味なので、鉄道会社を目指す彼らにとって就職戦線は茨の道だと思う。ただ、こういう専科で鉄道好きな学生が学んでいるユニークな短大であるので、何とか学生が安心して勉学に、就職活動に身が入るような環境造りと就職対策をやってもらいたいものである。
今日の式典の中で専門家による貴重な講演があった。家田仁・東大工学部教授が「国際的視点から見た日本の鉄道とその将来」のテーマを、元国鉄技術屋さんらしい視点から話されたが、内容が中々新鮮で興味深かった。特に、鉄道インフラ事業の海外展開として、日本人は海外で鉄道敷設を請け負う際どうしてもハードとソフトを一体化してパッケージ方式で受注したがる傾向があるが、相手国の国情や海外の高額物件商談という点を考えると、日本人が安全面からもこだわりがちな一括請け負いを考えるより、パーツで商談をまとめる方が成果が上がると話されたのには意外な感じがした。その実例として台湾の新幹線のケースを話された。
また、専門的であるが、分野間の「せめぎあい」という言葉を使って、技術が進歩して高度なものと高度なものが組まれた製品が、必ずしも最高の品質とはならないと話されたことが強く印象に残っている。
来月1日に今年度の講義があるので、できるだけ学生にパンチが利いて、少しでもヒントを与えられる話をしてみたいと考えている。
さて、昨日の野田首相の解散宣言で、各党は一挙に選挙ムードに突入した。石原慎太郎・前都知事の「太陽の党」結成に続く、第三極の動きもめまぐるしい。今日は「減税日本」と「新党きづな」「国民の生活が第一」に動きが見られた。「日本維新の会」の橋下代表は、どうも「太陽の党」と「減税日本」が連携しそうなことが面白くないらしい。またもや民主党から離党する議員が出ている。衆議院解散を鬼の首でも取ったかのようにはしゃいでいる安倍晋三・自民党総裁のような無神経な世襲政治家もいる。動いているのは政治屋ばかりで、国民はしらけきった様子である。こんな永田町界隈の動きに対して、震災被災地では、復興への道筋が半ばなのに、選挙なんかやっている場合ではないとの当たり前の批判的な声が上がっている。
中国では今日習近平新体制がお披露目された。中国共産党の総書記以下の重要ポストも決まり、来年3月には国家主席ら国家の最高ポストも決まるようだ。いつまでも日本の政界がもたもたしているようだと、益々世界から置いていかれてしまう。
2011.2012年11月14日(水) ついに明後日衆議院解散
党首討論で野田首相の口から突然明後日衆議院解散が発表された。号外も出た。あまりの不意打ちに、民主党内でも喧々諤々で不審や反対の声が強い。政局がらみではあるが、ここ数日与野党幹部の話し合いや民主党内のいくつかの会議を推察すれば、何か動きがありそうな気配はあった。衆議院解散に対する自民党や公明党の要求を結果的に受け入れた形になった首相に対して、民主党内には首相の唐突な解散発言を批判する考えが強い。
しかし、野田首相は自らの実績を何とかアピールしたかったのか、自民・公明党との間で赤字国債法案、衆議院議員0増5減等定数削減を約束させ、イニシアチブを取って彼らの要求する解散を呑んだ形となった。これによって逆に民主党内で首相に対する不満が噴出しそうな雲行きである。どっちもどっちだ。政治の駆け引きである。どう転んだにしろ、国民のことは与野党ともに念頭にはないようだ。
中国共産党の第18回党大会は今日閉幕した。今朝の朝日新聞に昨日までの憶測から一転して胡錦濤・総書記が完全に引退すると報道された。これまでは、明日発足する習近平体制の影で院政を敷くと噂されていたが、それをきっぱり断った。同時に江沢民・前国家主席の長老支配とも手を切ったと言われている。その背景には、新たに総書記に就任する習氏の力があったわけではなく、むしろ江・胡氏の影響力をお互いに排除しようとする双方の鞘当や駆け引きがあったようだ。
明日習近平体制はスタートする。習氏の健康問題が払拭しきれない中で、果たして長老支配の影響がないかどうかは何とも言えないが、今後の中国の進むべき方向を注視していきたいものである。
さて、今日は①JAPAN NOW観光情報協会企画会議と、②駒沢大講座を梯子することになった。①は今年4月に松尾前理事長が亡くなられて、初めての会議で、新理事長となった大島慎子さんが議長として、今後の運営方針を打ち合わせた。松尾さんが元運輸事務次官としての幅広い顔を生かして強い牽引力を発揮された後だけに、新理事長の精神的な負担も大変だと思う。それだけに我々理事もしっかり支えてあげないといけない。②では、昨年放映された「パリの中国人」と題するNHKドキュメント番組を鑑賞した後に感想を話し合った。天安門事件で亡命した2人のバリ在住の中国人の天安門事件体験、現在の生活、考え方、ビジョンなどを通して民主化運動と経済力向上のどちらを優先させるのか、狭間の苦悶を描いた力作だった。私は過去における社会主義国家の相互監視主義及び秘密主義と同様に、現在の中国の一党独裁国家の恐ろしさとは裏腹に、亡命者を受け入れる自由な空気のある懐の深いフランスについて、簡単に私の考えを述べた。
2010.2012年11月13日(火) 積極的に海外へ出ようとしない日本人学生
アメリカのシンクタンク「国際教育研究所」の報告書によれば、2011~12学年度にアメリカの大学や大学院に在学した日本人留学生は前年度比で6.2%減となり、7年連続で減って、初めて2万人を下回ったという。近年積極的に海外へ出かける若者の数が減少気味で、各界から将来の若手育成という観点で懸念されていた。それが、単に海外旅行者の減少ではなく、異国へ研究に、また自分の力を伸ばすため、更に自分の潜在能力を引き出すために留学しようという学生が年々減るということが現実となった。海外渡航が自由化されなかった学生時代に何とかしてアメリカへ留学してみたいといろいろ手を尽くしてみた私にとっては、掌中の宝をむざむざ捨てるようで、その気持ちが理解できないし、悲しい現象であるとすら思っている。
これに引き比べて中国人留学生は前年比23.1%増で約19万人、3年連続1位だというから驚く。やはり中国でも経済的な余裕さえあれば、子どもに高等教育の機会を与えようと親は考える。その場合かつてはソ連へ留学させていたのが、今ではライバルとなったアメリカへ留学させるようになった。やはり共産主義国家の中国人も能力を伸ばそうと考えれば、公正な競争と自由に研究ができる民主主義国家・アメリカこそが、自分を磨くうえに一番効果的であると考え、アメリカに一目も二目も置くようになったのだ。
かつてアメリカへの留学生はインド人が最も多かったが、今や中国人が一番となり、アメリカへの外国人留学生の内約1/4が中国人だそうである。サウジ・アラビアのように国が学資を援助して若者のアメリカへの留学を積極的にサポートしている国もある。この傾向が続くと日本人学生は中国人ばかりでなく、新興国の学生にもどんどん追い越されていくのではないかと、些か気になる。
さて、一昨日午前ビルマでM6.8の地震があった。ビルマの優しい人々を考えると心が痛む。これまであまりビルマの地震は意識したことがなかったが、今度は中部サガイン(メディアではザガインと呼んでいる)地方で発生した。サガインはマンダレイの110余㎞ほど北上した地域で、かつて旧航空隊の慰霊団にお供しては、昔の飛行場跡で亡くなられた日本兵たちのために慰霊祭を行った都市である。砂埃の中をエアコンなしの古いバスで3時間半ほどかけて揺られながら出かけたものだ。灼熱地獄のようなところだったとの強い印象がある。この地震で死者が10名を超えたとの報道もある。大きな被害がなければと願う。
今日駒沢大片山正彦講師による「誤報・虚報と情報操作」の講義があったが、その中でイラク戦争が始まった1991年1月に、油にまみれた海鳥の写真が世界中の新聞に掲載され世界中に衝撃を与えたが、日本でもテレビや新聞で事実として報道された。イラク空軍の攻撃で石油タンクが破壊されて流れ出た油で海が汚染されたというものだった。それをそのまま事実として今日まで受け入れてきたが、実はこれが作為による誤報だったとはまったく知らなかった。真実はどうだったのだろうか。これこそショックだった。一寸情報収集が甘かったと反省している。
2009.2012年11月12日(月) 小沢裁判、これで良いのか?
「国民の生活が第一」の小沢一郎代表が政治資金規正法違反の罪で強制起訴された控訴審判決は、今日東京高裁で行われ、検察官役の指定弁護士による控訴が棄却された。上告しなければ小沢氏の無罪が確定する。
今日の判決の結果は、検察審査会という民意により強制起訴する制度の見直し論議が強まる可能性を促すことになるのではないだろうか。真実は何とも言えないが、常識的、かつ素人の目から見て小沢氏の資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐる疑念は完全には払拭されておらず、小沢氏から「シロ」を証明する明確な言葉も聞かれず、小沢氏の説明責任が果たされていない点が釈然としない。
ただ、専門家の間では、弁護士でもある橋下徹大阪市長のように、「今回のメディアの論調は推定無罪もへったくれもなかった。あそこまで有罪心証を築く報道をやっていいのか。戦後メディア史上の大失態ではないか」と週刊朝日と対決したばかりの反メディア感情からであろうか、アンチ検察観を物語っている。
憂慮すべきは、国民が裁判での無罪と無実というのは別物だと思うことである。
検察側はこれらの声を受けて上告するのか、取り下げるのか、小沢氏の言動にグレイな点があるだけに、今日の判決のままではどうにも納得できない。しかし、上告には憲法違反などの証拠が必要だとされており、検察側にとっては新たな証拠不足から上告は難しいと見られている。それでもどうもすっきりしない。やはり最後まで争うべきではないか。
さて、アメリカ大統領選挙の最終投票結果がやっと公表された。8年前のブッシュ大統領対ゴア候補のケースでもフロリダ州の結果が不透明で最後まで得票の結果ははっきりせず問題になった。毎度このフロリダ州の投票結果はもめる。今回も最後の最後になってフロリダ州の結果が発表された。どうして結果がもっと早く公表されないのか、近代国家にしてIT国家のアメリカ大統領選挙の結果にしては苛立たしく、何とも不可思議なことである。
今日の結果によると、フロリダでも結局オバマ大統領が勝った。これで全米の獲得選挙人数が確定し、オバマ氏が332人となり、ロムニー氏の206人を圧倒した。見かけ上はオバマ氏の圧勝であるが、得票率を見ると51%対48%の僅差の勝利(残りの1%は?)である。これがアメリカ式民主主義かも知れないが、どうもこのウィナー・テイクオール方式というのが、我々日本人には分り難い。
一昨日の本ブログに取り上げた「北京国際マラソンから日本人が締め出された」話題であるが、今日になって組織委員会がこれを撤回し、日本人も参加できるようになった。遅かりし由良の助と言いたいところだが、中国政府と主催者・組織委員会が反省したわけではなく、ネット上に「国の恥」との批判的な声が多数投稿されるようになった空気に押されたからだという。組織委員会の謝罪はまったくない。まあこんなものだろう。