ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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2068.2013年1月10日(木) 高校運動部員が顧問の体罰を苦に自殺

 昨年滋賀県大津市で中学生が自宅マンションから飛び降り自殺して、いじめ問題が大きな社会的関心を呼んだが、今度は大阪市立桜宮高校バスケットボール部主将が同部顧問の体罰を苦にして自殺した。事件は昨年12月に起きたことだが、昨日になって初めて公表され各メディアが大きく取り上げ、スポーツ名門校の部活動における指導のあり方について波紋を投げている。

 同校は公立校であるにも各種のスポーツが全国レベルにあり、それだけに普段の練習も相当厳しかったのではないかと推察される。特に、当のバスケット部は毎年のようにインター・ハイへ出場して、名コーチとされた顧問教諭は全国大会出場、優勝至上主義が頭にこびりつき、指導というより教育者の立場を忘れ、部の強化の方に気持ちが傾いていったのではないだろうか。私立校ならある程度予測できないこともないが、公立校で部活動優先のあまり、このような不祥事が現実に起こり、それを防げなかったことは学校管理上問題があったと言われても抗弁できまい。

 この47歳の顧問教諭は18年もの長い間同校に勤め、実績を挙げたために他の教師も意見を言えるような雰囲気ではなかったと言われている。あり得ることである。この点について、橋下徹・大阪市長もこれは指導ではなく傷害事件であると言い切って、学校内で言いたいことが言えないようなムードを強く非難している。

 かつて、二男のラグビー部夏季菅平合宿に付き添って菅平にいた時、全国大会優勝実績のある強豪高校の練習を見る機会があった。その当時厳しい指導で知られた著名な監督が生徒をなぐりつけ、その後全員を2列に並ばせて、向かい合わせた後にお互い生徒同士で殴り合いをさせている現場を見て、これが高校スポーツでやるべきことだろうかと、気まずく嫌な場面を見てしまったという思いがあった。その後でバケツを持ったその内の数人の生徒に、先生は酷いことをするねと言ったら、黙って下を向いて去って行った。指導者には発奮させる意図もあったのだろうが、ちょっと暴力的であまり教育的な指導という感じはしなかった。いまやその高校は県内でもまったく鳴かず飛ばずとなってしまった。

 それに比べわれわれ高校時代の部活動はのんびりしたもので、インター・ハイ2位だった陸上競技部を始めとして硬式野球部、軟式野球部、サッカー部、バスケットボール部、フェンシング部等々、全国的レベルにあった運動部を中心に、私が主将だったラグビー部も含めて、体罰を課すような暗い話は聞いたことがなかった。いま思えば、青春時代の良き「教育的指導」の思い出をたっぷり与えてもらったと言えるのではないか。どっちが幸せかと言えば、ラグビーを通じて多くのことを学び、素晴らしい体験をしたこと、更にいまでもラグビー部の主要な行事に出かけたり、後輩の応援にも行って新たな思い出をもらって帰って来れることを思えば、結論ははっきりしている。

 それにつけてもこの桜宮高校のケースは、ひょっとすると氷山の一角ではないかと、別の意味で些か気がかりである。まだ文科省は何の意見も述べていないが、体罰問題がエスカレートするようだと、大上段から振りかぶって、現場がびびるような文科省見解なんてものが出される心配がある。

2013年1月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2067.2013年1月9日(水) 中国共産党が主張する「言論の自由」とは?

 いま中国で一部のメディアと共産党指導部との間で「言論の自由」闘争が勃発している。そもそも司法権が共産党政権下にあり、民主主義の理念である三権分立すら見られない中国当局が「言論の自由」を言い出すこと自体ナンセンスである。中国共産党政府が主張する「言論の自由」それ自体が疑問であるところへ、党機関紙・人民日報系の「環球時報」が常識論者ぶった下記のような偽善的発言をするからなおさらおかしい。

 「西側諸国でも主要メディアが公開で政府に対抗する道は選ばない。中国でこんなことをすれば、絶対政府に負ける」と、困った時の神頼みのように西側メディアを盾に取り、我こそが模範であり、それに倣うべきであると民衆を挑発し牽制し、たぶらかそうとしているのだ。

 広州で発行されている「南方週末」新年特別号が、当局の指示で改ざんされ、これに同紙記者らが抗議し、彼らを支持する市民が同調して抗議活動を起こし、「言論の自由」を求めて当局を批判している。それに対して公権力が市民を押さえつけようとしているのだ。

 ことの発端は、同紙特約評論家が「中国の夢 憲政の夢」と題する文章を載せたが、広東省共産党委員会宣伝部長が書き直しを指示し、習近平総書記が唱える「中華民族の偉大な復興の夢」に書き換えられたことによって大きな問題となった。隠された話が大分あるようだが、当局がツィッターでこの間の事情について嘘の発表をしたり、記者らがネット上で反論するとそれをすべて削除したり、党が記者らを封じ込めることに懸命になっていることが分る。

 この事態がどのように決着がつこうとも、所詮中国国内には「言論の自由」が存在しないことは先刻明らかである。

 この件に関して中国共産党中央宣伝部は、今回の事件に海外の敵対勢力が介入していると各メディアに緊急通達まで出して、外部勢力に責任を追っ付けようとして市民からの批判の目をかわそうとしている。しかし、これはいつもながらの中国政府のプレッシャーのかけ方である。抗議デモを弾圧するために、今度は広州の「南方週末」本社前には監視カメラまで設置されたというから、「言論の自由」論議はまったく別物で、ただ反対勢力を押さえつけることだけを考えているように思えて、とても話にならない。

 数日前韓国の反体制作家・金芝河氏が39年ぶりに無罪となった。民主化運動への弾圧事件で軍政による厳しい言論統制を受け、今日漸く完全に自由の身となった。それに反して共産党なら夢想だにしなかった国民の自由を奪うという現下の中国は、いまや経済大国に発展したとは申せ、自由度という点では世界の中で最下層の国家と言えるのではないか。

 アメリカ国務省ヌーランド報道官は、メディアの検閲は現代の情報化社会や経済を目指す中国の国情にそぐわないと述べ、言論の自由を重視するよう中国政府に要求した。また、国際ジャーナリスト連盟は、言論の自由を保障した中国の憲法に違反しているとして習近平総書記に調査を求めた。

 これに対して、中国の洪磊・外務省副報道局長は、いつもながらニコリともせず、口を尖らせて一気呵成に「いかなる国や人が中国の内政に干渉することにも反対する」と突き放していたが、毎度外国の内政に口を突っ込み引っ掻き回しては、国際社会から嫌われ顰蹙を買っているのはどこの国だと言ってやりたい。

 この「南方週末」の言論の自由論は、どういう結論になるのか。本当の意味で中国の自由度が試されている。

2013年1月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2066.2013年1月8日(火) 高校ラグビー優勝の常翔学園高を祝す。

 昨日全国高校ラグビー決勝戦が、大阪代表の常翔学園高と奈良代表・御所実高との間で行われ、17-14の逆転勝ちで常翔学園が17年ぶり、5度目の頂点に立った。力の入った互角の戦いで観戦してみたかった試合である。

 今日の朝日朝刊「ひと」欄に「高校ラグビーで日本一になった常翔学園高の監督 野上友一さん(54)」として野上監督が写真入りで紹介されている。監督はここに到るまでの間大分苦労されたようだ。実はその陰に私自身思い当たる個人的なエピソードがある。

 常翔学園は、かつて前身の大阪工大高時代から全国屈指の強豪校として全国の高校から恐れられ、また目標にもされ、部員の指導、試合態度、マナーなどの点でも厳しい管理で知られていた。二男がスクラム・ハーフをしていた高校ラグビー部も夏休みには菅平合宿で度々大阪工大高と練習試合を行ったので、私もしばしば出かけては応援観戦していた。

 その野上監督は1996年就任の年に全国制覇を遂げた。30代とまだ若かったせいもあってつい有頂天になったのであろうか、その2年後に花園全国大会に出場した時には、鼻持ちならないほど威張りくさった横柄な態度を取っていた。その年は準決勝か、準々決勝で敗れたが、その試合をテレビで観ていると、これが高校スポーツの指導者かと目を疑いたくなるような醜態を晒していた。

 大阪工大高時代の恩師である、規律の厳しかった荒川部長兼監督の下で若いコーチとして精一杯努力しているひたむきさはまったく見られなかった。特にひどいと思ったのは、試合中ベンチで足を組みながらタバコを吸っては足元に吸殻を投げ捨て踏みつけている、指導者としてあるまじきポーズを度々見せつけられたことである。グランドで真剣に戦っている教え子の目の前で椅子に寄りかかりながら、タバコのポイ捨て、その吸殻の踏みつけを繰り返している指導教師の姿を観ているうちに次第に腹が立ち、あまりの非常識に憤慨して、その見苦しいコーチングぶりについて大きなお世話だと思ったが、その指導者らしからぬ傲慢な指導ぶりを手紙に認め学校へ知らせてやったのである。

 数日後当の監督本人から随分殊勝な反省の手紙を受け取った。それは今私の手元にある。私信でもあり公表は些か憚られるが、1998年1月20日付の書状の一部にこう書いてある。

 「~この度は全国大会中の私の態度につき、ご指摘いただきありがとうございました。まさに目の覚める思いでありました。日頃よりグランドでのマナーにつき選手には厳しく指導している立場にありながら失敗をしてしまいました。服部校長、荒川部長より『謙虚にひたむきに』という指導を受けながら思わぬ試合展開に平常心を失い、公私の使い分けができなかった自分自身の未熟さに大いに反省しております~」とボールペンで几帳面に書かれていた。更に「失敗を認め素直に指導を受け、つぎへの糧とし明るく前進する」と謙虚に反省していた。私はすぐさま野上監督に捲土重来を期待すると同時に激励の言葉を添えた手紙を送った。

 結果としてその反省が、長い15年の曲折の末に昨日監督が勝ち取った2度目の栄冠だとするなら、これほど嬉しいことはない。

 出過ぎた行為だったかも知れないが、こうして野上監督率いる常翔学園高ラグビー部が「日本一」のタイトルを獲得したことを喜び、心から祝福したいと思う。

2013年1月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2065.2013年1月7日(月) 日本の男女平等度

 昨年ダヴォス会議を主催する世界経済フォーラムが、日本は男女平等度で135カ国中101位というあまり誇れない順位を発表した。1位がアイスランド、2位フィンランド、3位ノルウェイのように北欧がトップ3を占めている。日本があまり上位にランクされないことは大体予想されていた。アメリカは22位だった。因みに中国が69位と日本より大分上位にいる。これは少々意外だった。

 この結果は、男女間の雇用格差、教育機会、平均寿命、政界進出などを指数化して順位づけしたもので、日本は企業や官庁の女性幹部や女性国会議員が少ないことなどが影響しているようだ。儒教の国・韓国が日本より低くて108位だが、近く初の女性大統領が誕生することもあり、日本は早晩追い抜かれるのではないだろうか。

 この問題について今朝のテレビで自民党の2人の女性幹部、野田聖子総務会長と高市早苗政調会長が、それぞれ前日テレビで述べた考えを紹介していたが、2人の意見が正反対だったのは意外だった。つまり野田氏は女性の社会進出に対しては数値枠(目標)を設けることが必要との考えに対して、高市氏は敢えて女性に下駄をはかせて背伸びさせることは、むしろ逆差別につながるとして他の方法を考えるべきであると提言している。それぞれ一理あるとは思うが、同じようなポジションにいる女性によっても受け止め方はいろいろある。この問題は国際的な観点からもそう長くは放っておけない問題である。

 ただ、一足飛びに問題解決というわけにもいかない。まず、徹底的な検討、議論があってその上に社会機構の変更などにも手を入れなければなるまい。現在最高裁に指摘されている、憲法違反状態にある衆議院定数是正問題なども思うようにクリアできない政治家たちに、果たして男女差別の壁を取り払う気持ちがあるだろうか。その気持ちさえあれば、直ぐにでも解決できる憲法違反状態すら正常化できない政治家に、男女平等のアイディアなどあり得よう筈がない。

 イスラム圏では女性蔑視と取られかねない幾多の風習があり、その点では日本より下位にアラブ諸国がランクされるのではないかと思う。しかし、民主化の風が吹くに従い、少しずつではあるが、アラブ諸国も女性の社会的進出が増えてきているようだから、日本もうかうかしていられない。

 さて、独裁者アサド大統領が君臨するシリアで、相変わらず毎日内戦による死者が出ている。2011年3月発生した「アラブの春」以来6万人以上が死亡したと言われている。最近では反体制派が優勢で、政権を手放したくないアサド大統領は破れかぶれである。そのアサド大統領が昨日内戦終結を目的とする国民憲章の制定や、新憲法下での新政府樹立、自由選挙の実施などを含む包括的な和平提案をした。しかし、自身の退陣について明言せず、反体制側の反発を買っている。

 アメリカ政府もアサド大統領の提案は権力に固執していると批判している。それと同時に現実離れだと受け入れる気持ちがないようだ。同じ日エジプトのモルシ大統領もアサド氏の退陣と、将来的にアサド氏を国際刑事裁判所で裁くことを求めている。アサド大統領にとっては、今や自身が退陣することしか自らと自国民を救う手立てはないのではないか。

 「シリアの春」はまだ遠い。

2013年1月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2064.2013年1月6日(日) 地方紙記事と新聞連載小説について

 昨年12月初めに共同通信社文化部・宮崎晃氏から、「高齢者海外旅行の心構え」と題して取材を受け、私なりの考えと持論をお話したところ、その取材記事が同社から全国の提携先地方新聞に配信され掲載された。昨日宮崎氏から現在までに掲載された12紙の記事をPDF化して添付で送ってくれた。夕方になって今日子どもが2歳の誕生日を迎えた新潟に住む二男から、一昨日の「新潟日報」にも掲載されていたと連絡があった。現時点で13紙に掲載されたことになる。

 共同通信から取材されたのは初めてでもあり、どういう風に地方紙に掲載されるのか分らなかったが、掲載された地方紙各社によって、掲載の仕方に工夫を凝らしているのがよく分った。

 文章と採用する掲載写真、イラストは変更することができないようだが、各紙なりに見出しに工夫を加え、特徴を出すように努めているのが分る。

 私がことさら強調したのは、「臨場感を養い旅行者自らが危険を察知するアンテナを高くする」「海外旅行傷害保険に加入すること」だったが、ほとんどが表現を変えながらも見出しにその点を挙げてくれた。

 早速友人らに「岩手日報」のコピーを添付送信した。

 さて、最近小説を読む機会が少なくなったが、新聞の連載小説だけは読んでいる。購読している日経と朝日、朝夕刊の4つの連載小説を読んでいるが、このところの朝日の連載小説は全然面白くない。敢えて言えば、むしろつまらない小説を読まされている感じである。天下の朝日がどうしてもう少し真っ当な小説を選ぶことができないのか不思議である。

 現在朝日の朝刊には「聖痕」という、いかにも怪しげなタイトルで下卑たイメージを与える小説が連載されている。現在までのあらすじは、主人公が幼いころ何者かに性器を切り取られ、以後普通の男性として生きることを諦めながらも、並優れた知能を活かしていとも容易に東大に入り、並外れた美男子のゆえに周囲の女たちから言い寄られながらも男嫌いの女性と結婚し、実妹を養子にして料理家として天才ぶりを発揮する話だが、そのアブノーマルな内容自体より作者・筒井康隆氏が文章を意図的に難解にしようとの思惑がミエミエで、どうもその姿勢が好きになれない。また、敢えて随所に難解な表現を散りばめようとするその意図がとりわけ理解できない。

 「聖痕」のように難しい言葉や表現を使い過ぎる文体の流れには、読者はちょっと付いていけないのではないか。朝日も連載前の打ち合わせでその辺りの事情を承知していたと見え、末尾に毎回のように七面倒くさい注釈を記している。何と今日の注釈は7箇所、昨日に至っては実に13箇所にも上る。たった30行の文章に注釈が13箇所もあり、読んでは注釈でその意味を確認し、また読み進んでは注釈の繰り返しである。

 愛読書のひとつであるショーロホフの「静かなるドン」にも注釈が多くて、№が現れる度に注記を見たが、同書の場合は難解な言葉というのではなく、時代背景や時代考証、句とか節の説明、解説だったので、反って理解が深まったのではないかと思っている。その点ではむしろその注釈は良かったと思う。

 それに引き換え、新聞小説に「そげたつ」「食細」「息だわし」「孫外れ」「黄口も切れぬ」「連枝の昵」「ふたほがみ」「暗向」「傍目る」「息精張る」なんて、普段使われない言葉をどうして無理矢理使わなければならないのか、とんと分らない。作者は自らの迸る知恵に自己満足のあまり、読者を大海原で溺れさせようとしているとしか思えない。

2013年1月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com