3019.2015年8月19日(水) 内外ともに心配なことばかり

 中国・天津の倉庫爆発事故が多面的な問題を提供している。114名の犠牲者に加えて、なお60数名の行方不明者が見つからないままだが、爆発の詳しい原因がまだはっきり発表されてない。そこへ今日新華社通信から現場で高度の神経ガスが検出されたと報道された。ところが、しばらくしてこのニュースがすべてのメディアから削除された。いつもながらの中国政府による報道統制である。そのうえ天津市が神経ガスの存在を否定したのである。その一方で、消火作業に当たった消防隊員がいかに献身的に消火活動に努めていたかというPRビデオを頻りに流している。遺族や被害者からは、情報非公開と被害に対する怒りが燃え上がっているので、この矛先を避けようとの腹の内が透けて見える。中国当局が都合良く責任逃れと批判をかわすための、お決まりの強圧的な報道管理である。

 バンコックの爆発事件も、防犯カメラに映った容疑者らしき人物が賞金付きで指名手配された。それにしても国籍も不明の容疑者を今後どうやって追い詰めるのだろうか。こちらも大変だと思う。

 さて、ケチがつき始めた2020年東京オリンピック・パラリンピック関連事象のうち、新国立競技場建設計画は頓挫して、新計画の下に仕切り直しとなったが、同時に東京大会で使用委されるロゴがアイディア盗用などで問題になっている。実際に盗用かどうかは、何とも言えないが、大会組織本部はIOCも了解しているので、ベルギーの劇場の提訴を無視するようだ。ところが、このロゴをデザインしたデザイナー佐野研二郎氏がサントリーへ提案し採用されたデザイン30種のうち、8種は他人のデザインの盗用であると自主的に提案を取り下げたという。盗用されたアメリカ人デザイナーは当然ながら烈火の如く怒っている。この人にはデザイナーとしてのモラルなんかないのではないかと疑ってしまう。これで佐野氏に対する印象がかなり悪くなった。

 そこへまた新たな疑惑が生じた。佐野氏がデザインした名古屋市の東山動植物園と、群馬県太田市美術館のロゴが、他の施設で使用されているものと酷似しているとその証拠写真も添えて表沙汰になった。ロゴのようなデザインは、アイディアが勝負であるだけに盗用と決めつけるのは難しいが、それでも佐野氏が関与したケースを全体的に考えてみると、どうも似た例が多過ぎるように思う。疑うわけではないが、これだけ類似性のある作品をそれぞれ並べてみると佐野氏のアイディアをパクリだと言うことではないが、信用するのもまた難しくなってくる。

 あるテレビ局で東京大会のロゴについて見直しか、このまま使用するべきかとアンケートを採ったところ、70%の人が新しいロゴを決定した方が良いと言っている。いつまでもぐずぐずしていると時間切れになるのではないだろうか。どうも2020年大会については予想外にドジが多い。こんなにいろいろ問題が浮上するようだとオリンピック開催自体が大丈夫だろうか心配になって来る。

2015年8月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3018.2015年8月18日(火) 天津の爆発事件に続き、バンコックでも連続爆発事件

 中国の天津で起きた爆発事件で多数の犠牲者を出したが、そのあまりの大きな犠牲に中国政府はショックを受け神経質に情報規制を行い、遺族が情報不開示に騒ぎ出す騒動となっている。それにしても倉庫内に大量の危険な化学物質を杜撰に保管していたが、それが火災爆発を起こし、その後の対応が消防隊をして消火作業で事故を拡大させたことは、大きなスキャンダルである。影響を受けた日系企業も当分営業を再開できそうもない情勢だという。人為的な事故ではないが、人災と呼んでも好いのではないかと思う。

 そんな大爆発事故があったが、タイのバンコック中心街でも昨晩爆発騒ぎがあり20人以上の死者が出て、負傷者も100人を超えた。負傷者の中には日本人も含まれている。それが今日もまたバンコックで爆発事件が起きた。いずれも犯行声明こそ出ていないが、タイ政府と警察当局は、イスラム教徒と中国系ウィグル族が絡んだテロの可能性が強いと見ている。

 意図的にせよ、意図がないにせよ、どうも世の中に危険を匂わせるようなものが差し迫ってきつつあるような感じがしてならない。これが終戦70周年の年の巡り合わせとなって、戦争なんかの前兆でなければいいがと思う。

2015年8月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3017.2015年8月17日(月) 首相談話の評価について

 猛暑続きの日本だが、この一両日は場所によっては大雨に見舞われている。それが極端に激しい豪雨を伴い、各地で大きな被害が起きている。特に九州方面から西日本地方にかけて激しい雨を降らせているが、今日東京23区にも大雨洪水注意報が発令され、所々また時々雨に恵まれた。そのせいで久しぶりに気温は30℃を下回ってやや涼しい陽気だった。

 最近では、茨城県海岸近くにサメの姿が見られて、危険防止のため遊泳が禁止されるという珍しいニュースがあったと思ったら、それらサメの大群が静岡方面でも見られたが、それが何と茅ヶ崎海岸近くにもサメが見られて遊泳禁止になったという。サメが海水浴場に現われるとはあまり耳にしたことがない。気象状況の変化、特に海水温が高まったことにより、今までは南方に生息していたサメが北上し、日本近海に姿を現したと推測されている。

 さて、終戦記念日の前日14日に発表された安倍首相談話について各国政府、並びに通信社からコメントが寄せられている。国内では、首相が言いたくなかった「植民地支配」「侵略」「反省」「お詫び」の4つのキーワードがともかく盛られたことで、ホッとしているようだが、自分の言葉で語らず、間接的な表現にしたことであまり評価されていないようだ。私自身気になったのは、我々の孫子の時代には、彼らを謝罪するくびきから解放してやりたいというようなことを語ったが、心情は理解できるにしてもこういうことは言葉として口外しない方が良かったのではないかと思っている。

 中国と韓国はこれまでの対日関係を少しは前進させたいということからだろうか、想像以上に批判は控えめだった。一般的に外国政府は外交上批判的なコメントはあまりない。アメリカ、オーストラリア、イギリス政府は好意的な見方をしてくれたが、アメリカやドイツのメディアは厳しい。

 まぁどちらかと言えば、評価は格別良くもないというところのようだ。

2015年8月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3016.2015年8月16日(日) 太平洋戦争関連作品花盛り

 今年の終戦70周年に当たっては、安保関連法案の成立が関わっているせいか、戦争に関するメディアの取り上げ方が例年に比べて多いようだ。昨晩もNHKで1時間に亘り「カラーで甦る太平洋戦争」を観ていたが、日本側が撮った映像ばかりでなく、アメリカが撮影したカラー画像もふんだんに紹介されていた。今まで気付かなかったが、モノクロで撮った映像がカラー付けされるとそれまで気付かなかった陰とか、凹凸がはっきり見え立体的な写真になるのには驚いた。それにしても戦場で晒される日本兵の遺体を見るのは、気持ちの好いものではない。

 同じように今晩もNHKスペシャル「『終戦』緊迫の7日間」が、8月15日以降も続いた知られざる日本の危機として戦後スタートへの英断を紹介していた。ポツダム宣言受諾、天皇の玉音放送の後も大本営では一部軍人が不穏な行動を引き起こすことを警戒し、各地で勃発した軍内部の騒乱、米軍機を攻撃した日本軍機などトラブルの収束と、米軍の進駐に対する駆け引きなど突風のような動きがあったことを丁寧に見せてくれた。

 さて、中国・天津市で起きた倉庫爆発では、予想以上に被害が大きくなっているようだ。現時点で100名を超える犠牲者の他に、700名を超える負傷者が報告され、今後も死傷者が増える可能性がある。2度に亘って爆発があったが、消火隊が放水したことによって爆発を引き起こし、被害が拡大したと言われている。実際犠牲者のうち消防隊員の犠牲者が85名と圧倒的多数ということを考えると、化学薬品が貯蔵されていたことを彼らが知らされていなかったことが分かる。水をかけることによって化学反応を起こして爆発する化学薬品が貯蔵されていたと当局が公表した。

 近年の中国の経済成長は目覚ましいばかりだが、それも貿易量の増加が著しいからである。それが、受け入れ窓口のひとつになっている天津港における輸出入の取扱高の伸長ぶりに表れている。今回の爆発事故により、不幸にも港湾施設、特に税関設備が破壊され、当分の間輸出入製品の取り扱いができなくなってしまった。陸揚げされた新車1万台が爆発の影響を受けている日系企業もトヨタ、イオンを始め、数多くの企業にその影響が及んでいる。一日も早く荒れた事態を収束し、原因を究明して2度とこのような事故を起こさないよう願っている。

2015年8月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3015.2015年8月15日(土) 太平洋戦争終戦から70年

 今日は70年目の終戦記念日である。終戦から25567日目である。過去、及び未来の戦争に関して年々国内外が姦しくなりつつある。アジア諸国にとって日本がアジアにおける英米植民地主義に反対して起こした大東亜戦争が侵略戦争となり、アジアの人々に多大の犠牲を強いたことが、とりわけ日本に対するアジアからの非難を強めているのだ。近年中国と韓国の日本を見る目が格別厳しい。

 他方国内でも昨年来集団的自衛権が論議を呼び、今でも安保関連法案の成立について反対の声が強く、戦争突入への不安となって落ち着いた空気が中々醸成されない。

 70年前は国民学校初等科へ入学したばかりで、敵機来襲の声で防空壕へ逃げ込んだり、米空軍機の走行列車へ向けた凄まじい機銃掃射を自宅の二階から前方の田畑の中に見たり、不充分な食事に空腹感を憶えたりたりしたが、戦争の怖さを生身に感じるところまでは行かなかった。そして、初めての夏休みを終え2学期に登校すると戦争は終わったことを先生から聞かされた。

 あれから70年が経ち、今日日本武道館では天皇・皇后両陛下のご臨席を戴き全国戦没者追悼式が行われた。正午の黙とうの声に合せて私もつい室内で起立黙祷した。

 もうひとつ国内的に不穏な空気が漂ってくるのを抑えることができないのは、九州電力川内原発の再稼働とそれに伴って昨日送配電が開始されたことである。国民の半数以上が再稼働に反対する中で、強引にゴーサインを出した政府、及び電力関係者には、果たして事故の再発に対する不安はないのだろうか。今年のような猛暑が続くと電力消費量が一気に増加する。だが、実際には各電力会社も安定した供給量を維持している。その最大の要因は、原発がなくても代替的に供給量を賄うことができるようになったことが効いている。そのひとつが、太陽光発電の導入量が大きく増えて、夏のピーク時にも対応できることになったからである。需要も震災前に比べて十数%ほど少ない。まったく安心できるというわけではないが、LED照明などへの切り替えによって節電の取り組みが一層進めば、展望が開けてくる。

 ところが、今日気象庁は鹿児島県桜島の噴火予知で警報を出した。噴火警戒レベルを「入山規制」の3から「避難準備」の4へ引き上げた。選りによって近くの川内原発が再稼働を始めたばかりである。以前から川内原発が桜島の警戒区域にあって噴火の場合が心配されていた。にも拘わらず原発は稼働した。近くの桜島の噴火の可能性が高まった。この危険な状態を人命重視の観点からどう逃れるのか、対策は練られているのだろうか。気がかりなことである。

2015年8月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3014.2015年8月14日(金) 心の通い合いと南方戦線の悲話、終戦70年首相談話発表

 明日の終戦記念日を控えて、メディアでも終戦特集番組を放映しているが、昨夕のNHK番組の中でしみじみ感じ入った番組と、戦争スペシャルの従軍看護婦をターゲットにした番組に心を打たれた。

 前者「にっぽん紀行」では、東日本大震災に大きな被害を蒙った岩手県野田村で、茅葺の民家で小規模ながら手作りの旅館業を営んでいる中年夫婦と宿泊客のほのぼのとした心の交流を描きだしていた。1晩に3組しか宿泊できないが、夫婦は宿泊客の気持ちを斟酌して自家栽培の野菜料理でもてなしつつ、お客と一緒に食事をしながらテレビもない中で語り合い心を繋ぎとめて満ち足りた毎日を送っている。特に心を惹かれたのは、電話もパソコンも使用せず、お客からの予約申し込みはすべて手紙、ハガキにより行われることである。普通伝えられないことも文章にして伝える。それは、帰ってからも手紙の交換となり、いつのまにかお客がリピーターとなり、旅館にチェックインする時「ただいま」と言ったり、自宅へ帰る時に「行って参ります」と言ったり、お互いに家族のような関係にまで発展する。奥さんが手紙を書いているが、手紙を書くことがいろいろなことを想像させてくれると言っていた。すべてがうまく行っているわけではないと思うが、実に羨ましいような経営者の思いやりとおもてなしだった。

 先日サンフランシスコへ一緒に行った孫には、手紙を書くことのメリットを大分話して、自分から思っていることを相手に伝えるためには、手紙で発信することが効果的だと話し何とか2通ばかり絵ハガキを書かせたところだ。

 後者の従軍看護婦の「女たちの太平洋戦争」については、日本赤十字病院からビルマ、フィリピンなどの兵站病院へ派遣された看護婦からひとりひとり話を伺うというスタイルで、80~90歳代の看護婦さん自身が涙ながらに悲惨な戦争体験を語っておられた。在職中慰霊団で各地へ巡拝したが、特にビルマでは従軍看護婦さんが参加され、実際に自分たちが働いていたモールメン兵站病院を訪れた時の茫然自失した姿を思い出し、看護婦さんたちの姿がテレビと重なって来る。本当に辛かったであろう体験談を何度も伺ったが、どうしてもその中心的な存在だった小倉の折田夫実子さんの姿が思い出されてならない。

 明日の70回目の終戦記念日を前に、今夕6時日本政府として安倍首相が総理大臣談話を発表した。先の戦争でアジアへ侵略し、多大な犠牲を強いたアジアの国々へ安倍首相は謙虚にお詫びと反省の言葉を率直に述べる必要がある。これには賛否両論があるが、多くの犠牲と被害を与えたのは戦前のわが国軍国主義であり、素直に謝罪すべきは謝罪しなければ、お互いの頑なな気持ちが融解して、次のステップへ進むことは難しいからである。

 首相談話には使用されるかどうか懸念されていた、キーワード「植民地支配」「侵略」「反省」「おわび」が間接的な表現ではあったが盛られていた。9時半現在、まだ、オーストラリア、インドネシア首脳の評価するとのコメント以外はない。いずれ明日になれば、最も手厳しいと予想される中国と韓国、そしてアメリカの正式声明が発表されるだろう。

 さて、一方で終戦直前になって日ソ不可侵条約を一方的に破り、わが国へ侵略して日本人に危害を加え、残虐行為を行った旧ソ連政府(現ロシア政府)に対しても言うべきことはきちんと主張すべきである。場合によってはその極悪非道な行為に対して謝罪や賠償を請求すべきだと考える。

 終戦前日の昭和20年の今日、満州でソ連軍が千人以上の日本人を虐殺した葛根廟事件と言われる隠れた残虐事件があった。その悪行についてロシアは知らんぷりを装っているだが、肝心の日本人がほとんどその実態を知らない。こと戦争については、特に賠償については、戦勝国の論理で語られ勝ちだが、敗戦国の悲劇も多数あり、仮に事実が分かるなら、それは闇に葬らずきちんと清算すべきではないだろうか。

 首相談話が片付いたら、日本人としてじっくり考えてみるべき問題ではないだろうか。

2015年8月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3013.2015年8月13日(木) 4選を果たした嘘つき、上田埼玉県知事

 サンフランシスコに旅行中行われていた埼玉県知事選で現職の嘘つき知事・上田清司氏が4度目の当選を果たした。自分自身が提案した多選自粛条例を恥ずかしげもなく自ら破って4度目の立候補をしたのである。こんな知事を推す民主党と維新の党もどうかしているが、その無節操ぶりにも呆れる。これほど人間として、また政治家として恥ずべき行為はない。選挙民もすっかり白けたのであろう、投票率は26.63%で知事選としては全国で過去3番目に低い投票率である。

 それにしてもこの嘘つき知事には呵責に耐えられないという良心がないのだろうか。選挙ではこんなことを言っていたようだ。「自らが作った多選自粛条例を守れなかったが、公のため、埼玉のためにしっかり頑張りたい」。条例を守れなかっただと?守らなかったのではないか。何が公のためだろうか、「自分自身だけのために頑張りたい」と言うべきであろう。あまりにも身勝手で虫が良すぎるのではないか。政治家は一度口に出したら、それを絶対守るのが責務である。投票率が低下するのは当然としても、投票者の6割を超えて支持を得たという事実も埼玉県民の良識に疑問を感じさせる。こうして嘘つきが大きな顔をして通りを歩き、世の秩序は破壊され、暗いデタラメな世の中になっていくことを考えるとぞっとする。それにしてもこの嘘つき知事が、果たして公のために何ができるのだろうか。嘘をついて公のために為すべきことがあるだろうか。県政は着実に成果を挙げているように見えるのは、目くらましであってその品性はお粗末の一語に尽きる。近年稀にみる悪知恵の呆れた知事である。

 さて、一昨日人民元の対ドル基準値を1.9$切り下げた中国が、昨日更に1.6%の切り下げを行って世界中に中国経済のリスクを拡散させている。そして今日またまた1.6%の追加切り下げを行った。このところ中国の景気が一段と減速している。そのため習近平政権が元安による輸出のテコ入れのための誘導と受け止められているが、これにより世界中で株価は大きく下がり、政策転換が鮮明になった。

 そんな中国で天津市内の危険化学物質を貯蔵する倉庫で今夜半大きな爆発事故があり、40名以上が亡くなり、500名以上が負傷している。現地へ進出している日本企業もかなり被害を蒙った模様である。

 外交的には南シナ海の海洋進出が国際社会から大きく非難され、経済的にも苦しい状況に追い込まれている。中国は当分内政、外交で落ち着いた政策実行ができ難くなるのではないかと懸念される。

2015年8月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3012.2015年8月12日(水) 朝日新聞との対決、第2ラウンドへ

 帰宅した昨日1通の書状を受け取った。旅行出発前の3日に朝日新聞社・渡辺雅隆社長に宛てた2度目の手紙に対して東京本社お客様オフィス部長・福島範彰氏が代理して書き送ってきた返書である。渡辺社長宛に2通の質問状を送ったが、最初の手紙に対しては、名無しの権兵衛氏から非礼な返書を送って来た。この書状は、私の抗議と質問を交えた2度目の手紙に対する返書である。前回の権兵衛氏からの無礼な返書とは違い、責任ある部長氏の手紙だけに体裁も、内容もまともなものである。だが、やはり納得するには、まだ説明が足りないし、質問にすべて応えてくれているわけではない。

 依然として不満を抱いてはいるが、いつまで正論をぶつけても鵺のような体質の朝日新聞社には、自己流儀ののれんに腕押し論法にはぐらかされるばかりだと思うので、時間のロスにもなり、好い加減に争うのはバカバカしくも思えてくるので、この辺りで打ち止めにしようかとも考えている。

 福島氏の文面では、社長宛の親展に対して福島氏自身が返事を書いたことを陳謝しているので、気持は理解できる。だが、そもそも朝日の社員は元々頭が高く、社外の人を見くびることを意に介しない会社であり、他人の心を傷つけることや、礼を失する行為は日常茶飯事のことなのだろう。そこには世間一般の常識も、エチケットもまるで見られない。

 返書には、6月5日付朝刊の「高齢者の地方移住を」に高齢者を愚弄する意図はまったくないと主張し、私がこの見出しは読者に誤解を与えるものだと提言したことに対しては、「ご指摘は真摯に受けとめ、改めて関係部署にお伝えしたい」と書いてきた。2カ月もかかってここまで来て、漸く反省の一端を示したのである。何度となくこの点について疑問を感じ、質問したことに対して無視し続け、社長に2度に亘って親展文書を送って漸く「お客様オフィス」担当部署の責任者が社長の代理として神輿を上げたのである。このノーテンキぶりは、長年の読者の真剣な質問に対して失礼ではないだろうか。

 あまりにも長い時間がかかっている。また何と読者を無視し、愚弄し、傲岸不遜な対応を取り続けてきたことか。

 社長に宛てた手紙では、僭越ながらこのような「上から目線」の対応では普通の営業会社では立ち行かなくなるであろう。その点朝日が経営を続けられるのは、これまでの優秀な諸先輩の功績によるものであり、その点を肝に銘じて社外の人々に謙虚に対応すべきであると僭越な意見がましいことをいくつか書き連ねた。社長の胸の内は不明だが、朝日にそういう謙虚な姿勢を取る気持ちが有りや無しやである。

 ついては、私自身これから朝日にどう対応するか。第一段階として7月25日の本ブログに憤懣をぶちまけたが、どう決着をつけるかについては、まだ決めかねている。

2015年8月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3011.2015年8月11日(火) 九電川内原発、再稼働に踏み出す。

 飛行は順調で予定より少し遅れたが、全日空機で無事成田へ帰って来ることができた。奇しくも明日は今から30年前、日本航空ジャンボ機が御巣鷹山へ墜落して520人の尊い命が奪われた日である。

孫は成田到着後すぐに、伊丹へ向かったのでゲートまで見送ってわが家へ帰って来たのは8時前だった。夜分になって奈良へ帰った孫からも楽しかったと電話があったので、あまり多くを期待せずにまずまず旅自体は結果として佳しと捉えるべきであろうか。

 昨日まで滞在していた20℃以下のサンフランシスコに比べると、流石に日本は暑い。この暑い日本で、また熱い論争が始まりそうな雲行きになりそうである。

 論点は今日九州電力川内原発が再稼働したことに対する賛否両論である。一昨日長崎原爆投下70周年の日が過ぎた途端、この無慈悲な原子力発電再稼働の判断と行動がなされた。過去2年間は原発ゼロが続いていたにも拘わらず、反対の声を押し切って原発GOとやってしまった。地元の住民投票では賛成が多く、それはそれで生活面での厳しさを考えれば、理解できないこともない。ただ、安全神話が崩れた以上いくら万全の態勢を取っても事故が絶対起きないという保証はない。そして稼働によって排出される使用済み核燃料の処分の問題である。これは世界的にも解決されたわけではない。ましてやわが国では処分する場所すら決まっていない。これらの重要な問題を先送り、というより未解決のままして原発再稼働だけを決定し、実際に稼働することは地元住民以外の人はどう考えるだろうか。アンケート調査によると、原発再稼働について、賛成が23%、反対が56%の数値をどう判断したら良いのか。数のうえでは、完全に反対派が圧倒している。それを検査結果が世界で最も安全だからという安倍政権の政治的判断だけで突っ走って決めて、後顧に憂いを残すことはないだろうか。帰った早々難しい問題を突きつけられたような気分になってしまった。

2015年8月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3010.2015年8月10日(月) サンフランシスコに想いを残し離れる。

 いよいよサンフランシスコを去る日が来た。いろいろ考えた末昨日乗ったBARTでサンフランシスコ国際空港駅へ向かうことにした。到着した時は、営業用バン車で$17だったが、BARTは$8.75で値段も手ごろでかなり大きなバッグを持った多くの旅行者の姿が見られた。因みにタクシーだと$33~50が相場だそうである。今日は昨日とは異なりどのラインも運行していた。

 この空港は1988年に旧空港を改築して開業された。従ってどうも使い勝手が依然度々利用した時とは違う。空港駅に辿りついたが、ここから全日空が利用するターミナル1へは胡座式モノレールのような山手線に乗って目的のチェックイン・カウンターへ行くことになる。しばらくサンフランシスコを訪ねなかったので、その点でちょっと戸惑った。

 今回の旅行は、孫の精神的な成長を期待するとともに、積極性を身につけてもらいたいの一念で私の一方的なやり方でサンフランシスコ市内を孫とともに歩き回ることだった。その目論見は計画としてはまずまずだったが、今後孫の成長にどんな形で成果がどう表れるだろうか。

 機内は往路と同じように旅行シーズン真盛りとあって満席状態のままフライトは揺れもなく成田へ向かった。太平洋上で日付変更線を越え、時計は16時間の時差をクリアして日時を1日進める。

2015年8月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com