3257.2016年4月13日(水) 児童保育施設建設の問題点

 いま子育て問題が急速に脚光を浴びるようになった。これは女性の社会進出が拡大されたことと軌を一にしている。女性の働く機会が増えるに従い、働いている時間内は幼児を預ける施設が求められ、その不足が社会問題化されている。近年女性が社会へ進出し、腰かけ労働から正社員として定年まで働き続けたいとの希望が強まった。安倍政権になって殊更女性の社会進出を支援する動きが顕在化してきたことも支えとなっている。そのためには思い切って働ける職場と、そのために女性を支える家庭環境が求められるようになった。

 そのひとつが、まずは子どもを預けられる保育施設の数的充実である。だが、入園希望の保育施設や幼稚園の数が足りない現状で、自治体では極力施設を増やす努力を傾けているが、需要に応えられず、待機児童の数は増える一方である。

 最近表沙汰になったケースに、千葉県市川市内に建設予定だった私立保育園が周囲の住民の理解を得られず、建設を断念する事態があった。この結果、市川市は待機児童の3割方を減らせる機会を逸してしまった。保育施設などについて最近言われている、子どもの声がうるさいとの非難のみならず、立地的に周辺道路の道幅が狭く車の往来が増えて危険が増すことも懸念されていた。実際今日テレビ・ニュースの画像を観る限り、後者に問題点を感じた。市役所係員は、待機児童数を解消できる計画が挫折して残念だとの見解を述べていたが、立地上子どもとその親、車の往来を考えると、これでは確かに住民が心配するのも理解できる。住民の反対の声が上がるのが想像できる場所である。もう少し、その辺りの環境条件を理解する努力を市が欠いていたのではないかと思う。

 それにしてもこうした保育施設の問題は、若い夫婦が多く住む都市部ほど難しさが増していると思う。若い人たちが増える地域では、各自治体が少子高齢化を考え根本的な対策を練らないと、今後も同じような問題が引き続き起きる心配がある。

2016年4月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3256.2016年4月12日(火) 原爆投下についてアメリカの立場

 昨日と一昨日の2日間、広島市内で主要7ヶ国(G7)外相会合が開かれた。開催地が原爆投下地の広島だけに、各国とも主題である包括的核実験禁止条約(CTBT)早期発効、及びG7以外の核保有国に核兵器の透明性を求めること以外にそれぞれ思惑があった。日本政府としては原爆投下による核被害の体験を世界にアピールすることと、各国指導者の広島、長崎原爆投下被災地訪問を希望していた。

 G7に核保有国のロシアと中国が参加していないことから、その効果は相当減殺されている。G7国の間でも主題についても理解に幾分差があった。それでも何とかG7広島宣言を採択した。

 そして2日間に問題となっていたのは、原爆を投下したアメリカがこの広島原爆問題にどう向き合うかということだった。7ヶ国外相は平和記念公園を訪れ戦没者慰霊碑に献花し、原爆資料館を訪問して悲惨な広島の姿に心を動かされたようだった。中でもケリー国務長官は、ツィッターを通して「いつか大統領もここに来られることを願っている」と発信したが、アメリカ国民は日本、広島で米大統領が原爆投下を謝罪することに納得していない。原爆投下は終戦を早めたので正しい行動だったと信じているアメリカ人は、特に在郷軍人の間には多い。その点それに反する行動をアメリカの代表者が行うことに強く反対している。

 しかし、広島原爆投下は30万人もの犠牲者を生んだ。これら亡くなった人に謝罪することと戦争終結を早めたこととは別で、謝罪することは、むしろ当然だと思う。これではアメリカ人は、人を何人殺しても自分たちの理があれば、傲慢にもすべては許されるとでも思っているのだろうか。 

 昨日新しいホームページに切り替えたが、まだ不慣れのため自分自身で処理出来ない問題を抱えてしまっている。情けないのは、昨日折角書き上げたブログをHPにアップ出来ないという無様ぶりである。今朝になって漸くおぼろげに手順を思い出し、何とかアップできたという体たらくである。まだまだ完全にマスターするまでに時間がかかりそうだ。

 それでも友人らからはHPを覗いてくれたといくつか連絡をもらった。中でも湘南高戦先々代校長から、トップ・ページの写真をお褒めいただいたのは嬉しいことである。当初は別の写真を採用することを考えた。だが、奇抜で意外な写真、そこに自分自身が入っている冒険家?らしい写真を入れることを考え、チベットのポタラ宮殿前に自分が立っているカットにしてみた。取り敢えず自分でも気に入っている写真だ。

 さて、今日は何年振りかで「酒のペンクラブ」の会合に顔を出した。小中陽太郎さんから勧められたからである。小中さんも元々会員だったが、お辞めになった。私も数年前までは会員だったが、ちょっとしたトラブルで辞めてしまった。会費も安く、好きな日本酒やワインを愛飲する人たちの集まりで、著名な作家だった方のお声がかりで始まった集いだと伺っている。最近私自身は糖尿病を心配して外で飲酒の機会を減らしている。それでも六本木のある著名な歌舞伎役者の親族が経営しているという「比呂」という店で、俳優座劇場の真裏にある。20名も集まって何とも賑やかな飲み会となった。帰りはいつも通り、小中さんと帰って来た。

 随分熱心に酒ペンへの再入会を勧められた。気さくな人たちばかりで楽しいが、やはり1度辞めた会でもあり、あまりエスカレートすると身体にも良くないので、お断りしたところである。

2016年4月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3255.2016年4月11日(月) インタビューに見られる日本語の間違い

 今月4日(月)から昨10日まで水泳の今年度日本選手権、兼リオ・オリンピック派遣選考会が行われ男女合わせて34選手の派遣が決定した。今年は話題も中々豊富で女子選手には若い選手の台頭が目立ち、中学3年生を始めとして、高校1年生が2人も選出された。その一方で、日本水泳界の顔だった33歳の北島康介選手が現役引退を表明した。「老兵は消え去るのみ」と名言を吐いた軍人がいたが、北島選手の場合は4度オリンピックに出場し、4つの金メダルを獲得したうえに「チョー気持ちいい」などレース後のユニークな発言が人気を呼んだ。その北島選手が昨夕テレビに出演して、彼らしい言葉を語っていたが、きちんと「ありがとうございます」と述べていたのが、いかにも北島選手らしく爽やかだった。

 では、他の選手はインタビューで何と言ったか? 最後の締めくくりに全選手が「ありがとうございました」と語っていたのだ。完全に日本語を間違えている。いつか、アテネ・オリンピックの後にも選手の「ありがとうございました」が気になり、使い方が間違っているとNHK実況アナの発言を巡ってNHKと渡り合い降参させたが、「ありがとうございます」と「ありがとうございました」の用法をしっかり教えるべきである。その点で北島選手の発言は偶然だったのかも知れないが、北島選手が「ありがとうございます」と正しい言葉を使っていたのが印象的だった。それに対して、若手選手が全員申し合わせたように間違った「ありがとうございました」と締めくくったのが、妙に違和感があり釈然としなかった。結局本人も周囲もそれが間違っているとは知らないで、使っているのだとしたら、いよいよ日本語も崩壊の道を辿っていると言えるのではないだろうか。

 最後に一言コメントするなら、これは「ありがとう」だけでも充分なのである。だが、これではいかにもぶっきら棒であり、語尾に丁寧語の「ございます」を付けることによってより丁寧、より上品な言葉になる。決して動詞「ある」「ござる」が過去形に変化したわけではないことはしっかりインプットしておくべきだ。

 ところで今夕のNHK「ニュースウォッチ9」の河野憲治キャスターが、広島市内で開かれた主要7ヶ国(G7)外相会合を取材の場で、「ありがとうございました」と言っていた。12年前にNHKアナウンス部は、「ありがとうございます」と言うように教育すると言っていたが、教育の失敗か、或いは空手形だったのだろうか。NHKらしいなぁ。

2016年4月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3254.2016年4月10日(日) 新しいホームページに切り替える。

 今日は念願の新しいホームページへ切り替えを行った。HPを開設公開してからあと1ヶ月で10年目に入る。社会学者河上肇の言葉、「幾山川越えては越えて来つるものかな」の心境である。今年中にはこのブログも3500回を超える。すでにソフトにコンテンツを挿入した新しいUSBを持ってITコンサルタントの小糸さんにわが家へ来てもらい、現在使用中のDELL NOTE PCにインプットしてもらった。まだ完全にHPを仕上げたわけではなく、半製品である。トップ・ページには、新たにチベットの世界遺産ポタラ宮殿の写真をアップした。全般的に割合すっきりしたレイアウトになっているのも小糸さんが大分時間をかけて下拵えしてくれたからだ。これから、時間をかけて少しずつ完成品に仕上げたい。出来れば、もっと多くの未知の人からのアクセスを期待したい。

 幸い小糸さんが、多くの人々の目に触れるアイディアを教えてくれた。今日のところは取り敢えず新しいHPに切り替えたというところでおしまい。

2016年4月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3253.2016年4月9日(土) アテネのピレウス港を中国に売却

 今朝の新聞を開いて驚いたのは、ギリシャ政府が首都アテネのピレウス港を中国国営海運大手に売却を決めたとのロイター通信ニュースである。中国側の意図としては、地中海の要であるギリシャ最大の港湾を手に入れることにより、中国とヨーロッパを結ぶ地域経済圏構想を進める考えと見られ、中国はここをヨーロッパへの輸出の中継地点として利用するものと推測されている。

 まだ詳細は分からないが、ギリシャ政府は財政再建のために政府資産の一部であるピレウス港を売却することにしたのである。

  しかし、その国にとって最大の貿易港を他国に譲渡して、周辺の海運業者、漁師、商店などの業務や日常生活に支障は出ないのだろうか。港内には私有財産がないのだろうか。今のところ港のどの部分を売却するのかはっきりしない。政府機関が持つピレウス港管理会社の株式の51%を日本円約350億円で買い取るという話だけではどうもぴんと来ない。

 1999年に妻とエーゲ海クルーズを楽しんだ時、タクシー・ドライバーに紹介されてピレウスのレストランで海鮮料理を美味しくいただいたが、あのレストランはどうなってしまうのだろうか。

 かの小田実が、ヨーロッパで最も感銘を受けたのはアクロポリスだったと語ったが、いつの間にか周囲の環境が変わったことによって、国の景観が壊されることが気になる。1日の漁を終えて夕焼けの中を漁師たちが帰って来る港の背後に見える世界遺産アクロポリスが、港内に仮に中国がバカ高いタワーでも建てて見にくくなったり風景を損ねるようなことはないか、余計な心配までしてしまう。

 それより国家にとって屈辱とも思える国民にとって身近な資産の売却を国民はどう思うだろうか。政治家にはその辺りの配慮はなかったのか。

 さて、昨日の日経夕刊で知った訃報がある。われわれの学生時代に野球部の青年監督だった前田祐吉さんが今年1月に亡くなられていたことが分かった。享年85歳だった。物腰が落ち着いた方で、部員からの人望があった。ピンチになりベンチから出て来る時、ポケットに手を入れた独特のポーズには特異な雰囲気があった。監督として①ベストを尽くすことを選手に要求したことは当然であるが、その他には②チームワークと③自ら工夫し自発的に努力することと野球をエンジョイすることを求めた。前田監督時代の忘れられないのは、何といっても1960年秋の早慶戦である。あと1試合勝てば私にとっては入学後初めての優勝というところまで来て、中々勝てず、その間引き分け再試合を含めて6連戦の結果、最終的に優勝を逸してしまったことである。それでも2年後の最後の早慶戦で優勝を決め、三田まで提灯行列をしたことが良き思い出として強く印象に残っている。

 今でも東京6大学野球史上最もドラマチックな話題のひとつは間違いなく早慶6連戦だと思っている。結果は1勝3敗2分けだった。アルペンクラブの山仲間たちと全試合外野席で観戦して、閉会式の後はがっかりして疲れ切ってしまったことが懐かしい。清沢、角谷、三浦、丹羽ら4人の完投型投手を揃えながら勝てなかった。高校同級生の村木くんは5番バッターだったが、残念ながら彼も打てなかった。

 60年安保闘争が終わり、何となく虚脱感のあった後だっただけに、その反動のせいだろうか、妙に応援に熱が入っていた。それにしても60年安保と早慶6連戦は、当時の学生にとっていずれもエポックメーキングな出来事だった。忘れようにも忘れられない。この後日吉の教養課程を終えて専門課程の三田に進んだ。そういう意味では、いろいろ経験した日吉キャンパスだった。

 昨年ラグビー部の監督だった上田昭夫さんが亡くなられたが、お2人ともソフトタッチのインテリタイプの監督で一世を風靡するほどの実績を残した。思い出しても懐かしい。この偉大な監督の気持ちを受け止めて、野球部、ラグビー部の後輩たちにはもうひと踏ん張りしてもらいたい。

2016年4月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3252.2016年4月8日(金) 北島選手の潔い引退と金に塗れる人たち

 日本の誇りでもある水泳競技のレジェンド、男子平泳ぎの北島康介選手が今日最終レース後に現役引退を発表した。水泳選手としては33歳で限界だったと思うが、今日最後の200mで5位となりリオ・オリンピックへの出場権を獲得出来なかった。悔しいだろうが、精いっぱいやったので思い残すことはないだろう。

北島選手は2000年のシドニー大会で4位入賞して以来、2004年アテネ、2008年北京の両大会で100m、200mの2種目で金メダルを獲得する偉業を成し遂げた。爾来トップ・スィマーとして日本水泳界を引っ張ってきた。前回のロンドン大会でも、リレー泳者として銅メダル獲得に貢献した。今度も全力を尽くしたが、力の限界を悟ったのだろう。潔い引退で清々しく思う。長い間本当にご苦労さまでした。

 それに引き換え、バドミントン選手の裏カジノ賭博事件は誠に残念である。25歳の田児賢一、21歳の桃田賢斗両選手が記者会見で賭博をやったと後悔と反省の弁を述べた。若いのに多額の報酬を得て、つい自分を見失ったのだろう。今日のエンタメ番組で有識者が言っていたが、周囲がどうして止められなかったのだろうかと首を傾げていた。この両選手もリオ・オリンピックへの出場は期待出来なくなった。

 どうも金が絡むと碌なことはない。それに賭博が絡むと一層良くない。

 国際社会でも、昨日本ブログに取り上げたタックス・ヘーブン(租税回避地)に投資したとして名指しで非難された、キャメロン英首相も投資ファンドから利益を得ていたという。日本のバドミントン選手と金に卑しい点では同根だと思う。アイスランドでは、夫妻で会社を保有しながら資産を報告していなかったとして、「パナマ文書」によって明らかにされたグンロイグソン首相が昨日辞任し、与党副党首のヨハンソン氏が首相の座に就いた。

 金は人を惑わし、狂わすとも言える。どうもすっきりした話ではない。今日4月8日はお釈迦さまの誕生日である。どこのメディアでもこのことは報じていないところを見ると、お釈迦さまのニュースは現代的ではないのだろう。こんなファジーな時代だからこそ謙虚にお釈迦さまにあやかるのも無駄とは言えない。終戦直後国民学校教科書に書かれていたお釈迦さまの誕生日について習ったが、戦後民主教育の下ではあまり必要性のない情報となってしまったようだ。これだから、金の亡者が消えては現れ、また消えては現れるのに違いない。

2016年4月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3251.2016年4月7日(木) 自分を傷つける世界的著名人と若きスポーツ選手

 先月5日に急逝された元同僚の隅野成一さんを偲んで、故人と気脈を通じていた都庁出身の斎藤富造さんと、訃報をいち早く知らせてくれた八木卯さんとともに新宿で食事をして、ユニークな故人らしい懐かしい話をしては故人を想い、献杯をしてご冥福をお祈りした。

 元気いっぱいで明るかった隅野さんが78歳になって間もなく突然亡くなられたのは、同年代の八木さんや私にとって大きなショックである。われわれ3人より若干年配の斎藤さんからいろいろ伺ってみると死因の大腸がんは以前から判っていて治療を続けていたという。だが、われわれにはその様子をまったく見せなかった。その他にも前立腺がんも併発していたらしい。隅野さんを知る友人らは、ほとんど生前そんな病状は聞いていなかったが、周囲に知らせなかったのも隅野さんらしい生き方だったのかも知れない。斎藤さんと別れてから八木さんと喫茶店で話し合いながら、鉄道会社から旅行会社として分離独立した当時の中心人物は、八木さんと私の2人だけになってしまったと、感慨深く寂しく感じた。そして、お互いに健康にはくれぐれも気をつけようと確認し合ったところである。

さて、いま海外で大きな話題となっているのが、最近暴露された、俗に「パナマ文書」と呼ばれる秘密文書である。各国首脳や著名人のタックスヘーブン(租税回避地)における脱税及び資金洗浄の疑いが出てきたのである。国家のトップが底辺で苦しむ国民を顧みず、自ら無法行為に及んでいたとあっては、批判を浴びるのは当然である。今のところ日米の大物著名人の名は挙がっていないが、キャメロン英首相、プーチン・ロシア大統領、習近平・中国国家主席、グンロイグソン・アイスランド首相、ポロシェンコ・ウクライナ首相、アサド・シリア大統領ら大物が疑いを持たれている。実際の投資者は縁故者で、いくら本人が直接投資に関わらなかったにせよ不信感は募る一方である。欲の皮が突っ張ったからであろう。すでにアイスランド首相は辞意を表明している。中でも中国政府は事態の進捗にことのほか神経質になり、一切コメントしないと述べたことで却って習主席のグレイ色を匂わせているかも知れない。

他方、国内ではまたスキャンダラスなスポーツ選手の賭博事件が明らかになった。バドミントンで今年のリオ・オリンピックでメダルを期待される世界2位の桃田賢斗選手が、もう1人の選手と違法なカジノで賭けていたことが判明し、日本バドミントン協会は桃田選手をリオ大会に出場させないことを決定した。

先日巨人軍の選手が野球賭博に関わっていたとして球界を去ったばかりである。21歳の桃田選手が、どうして自らの将来を投げ出すような愚かなことをやってしまったのか。毛髪や、時計、指輪、ネックレス等々、身の回りにどうもチャラチャラしたものが見える。若いだけに周囲が気をつけてやることが出来なかったものだろうか。成長株の若者がこのようなつまらないことで前途を棒に振るのはあまりにも寂しい。回りの大人たちにも責任があるのではないだろうか。

2016年4月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3250.2016年4月6日(水) 1年ぶりにアジアのチャリティーバザーを見学

 3年前から毎年この時期にミクロネシア大使館から案内をいただいて、六本木の全日空ホテルで開催されるアジア・大洋州26ヶ国参加の「アジアの祭典チャリティーバザー」に出かけている。今日も妻と出かけたが、とにかく会場は人、人、人でいっぱいである。式典には遅れてしまったので、バザーの会場を見て回ってホテル内レストランでランチを食べるだけだったが、会場内にはいつも通り各国の民芸品が豊富に展示され大分安く販売されていて、見ているだけでも結構楽しい。見学者は人込みを掻き分けるようにして、屋台に群れて民芸品を買い漁っている。ちょうど孫たちの土産に値段も手ごろなものがいくつかあったので、ベトナム、ビルマ、マーシャル諸島の珍しい素朴な手作り品を安く購入した。

偶々会場で久しぶりにジョン・フリッツ・ミクロネシア連邦大使閣下にお会いした。夫人がこの祭典に力を注いでおられるので、ミクロネシアの屋台を始め会場内の様子を見ているようだった。しばらく大使と立ち話をしたが、森喜朗元総理の健康状態を大分気にされていた。森さんは、このところ2020年東京オリンピックの準備やトラブル発生でご苦労されているようだが、その前年2019年開催のラグビー・ワールドカップが順調に、成功裏に開催されることを強く願っておられると大使は言っておられた。

 会場内のあまりの混みようには聊か閉口したが、主催国の人々の民族衣装などの雰囲気に浸れて、お得な買い物が出来て、来年もまた気楽にやって来たいと思っている。

 さて、今日ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領が初めて来日された。急にわが国でもムヒカ氏が話題になったのは、世界で最も貧しい大統領との風評からである。大統領の地位まで昇り詰めながら今も質素な生活を営んでいることと、その生活信条が国民に大受けなのである。大統領になる前には4回も逮捕され、13年間も刑務所に収監されていた苦労人である。収入の9割を貧しい人々に寄付する清貧の人でもある。

 ムヒカ氏の言葉の中で最も印象に残る言葉は、「貧しい人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、欲望が無限にあり、いくら物質的に恵まれても満足しない人」である。この言葉を、わが国の政治家に当てはめてみたい。

2016年4月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3249.2016年4月5日(火) 若者が本を読まなくなり、書籍が売れなくなった。

 単行本や雑誌の売り上げが近年急速に落ちているようだが、それにはいくつか現代的な原因があると思う。その最大要因に若者が書物を読まなくなったトレンドがある。それに近年若者が溺愛しているスマホ利用者が増えて、書物まで電子書籍で読む人が増えたために、書店で購入する人が減っていることが大きいようだ。

 実際書物を読まない若者が増えたことは事実のようで、この傾向が進めば文系の学生はどうやって頭を鍛えるのか、特に創造性を養うには他にどんな有効な手段があるか分からなくなる。いま「吾輩は猫である」が、漱石没後100年記念として朝日新聞に再連載されているが、中学生のころに岩波文庫で読んだ時以来の記憶を呼び戻しながら、楽しんで読んでいる。細かいことは記憶の彼方であるが、ところどころ思い出してはひとり悦に入っている。やはり若い頃に良質の文学作品を読めば、必ず自分に還って来る。

 さて、このように書物が売れなくなっている昨今であるが、岩波書店が発行している隔月刊誌「文学」が、今年の11月、12月号で休刊になるという。これまであまり読んだことはないが、創刊が1933年というから歴史と伝統のある雑誌で、日本文学の発展に貢献してきたものだ。誇り高い岩波書店としては、休刊は苦渋の決断だったろう。

「文学」は三島由紀夫らも執筆した、最新の文学研究の成果を普通の読者に紹介する雑誌として必ずしも堅い雑誌としてではなく、幾分大衆的な雑誌として親しまれてきたが、岩波では大学での文学研究に逆風が吹いている状況を考慮したという。これには、昨年文科省が「教員養成系学部・大学院、人文社会科学系学部・大学院は組織の廃止や社会的要請の高い分野への転換に取り組んでほしい」と国立大学の文学部不要論を唱えたことから、文学への興味と関心が一層薄れると考えられたのではないか。更に販売部数が減少したことを大きな休刊の理由として挙げている。

学生時代に岩波の「世界」や、思想の科学研究会の「思想の科学」(1996年廃刊)をよく読んでいたが、流石の岩波も時代には勝てなくなったのだろうか。せめて岩波には「世界」だけでも守ってもらいたいものである。

2016年4月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3248.2016年4月4日(月) 思い上がるメディア、朝日新聞とテレビ東京

 自称「メディアの天下人」朝日新聞と「成り上がりテレビ局」テレビ東京の両社と、不毛とも言えるバトルを開始してから好い加減時間が経つ。朝日は昨年6月からだから大分長い闘いとなっている。昨年6月5日付一面記事「高齢者の地方移住を」が端緒である。この表現がお年寄りを軽視、侮蔑してお年寄りに失望感を与えている。「朝日姨捨山説」たる所以である。私の知る何人かのお年寄りも、がっかりし憤然としていた。

  爾来この朝日とのバトルを続けて来て分かったことがいくつかある。自らを「朝日人」と名乗る朝日新聞という種族は、常識では考えられないほど、自分たちは他の人間とは違って秀でた選民で、偉いのだと自惚れきっていることである。こんな気持ちでよくぞ世知辛い世間を生き抜いていけるものだと呆れている。傲岸不遜も極まれりで、前記記事に関して高齢者を愚弄していると指摘したところ、記事内容は自分たちの考えではなく、日本創成会議が打ち出した提言をそのまま掲載したもので高齢者を愚弄する気はないと責任転嫁し、それなら誤解された朝日としては不本意である筈だから自社の独自の社論を提示すべきだと再び回答を求めると、以降一切応えようとしない。さらに、いくつかの朝日に関する質問と、朝日が報道しなかったり、他社に後れを取ったニュースについて質問すれば、流石に恥ずかしいのか、応えがない。何とかしてこのバトルを停止するには、回答を出さず無視を決め込むことだと愚かにも信じていることである。

 私が直接社長に会いに行き話をすると言えば、それだけは断ると回答がある。9.11同時多発テロ1ヶ月後の朝日全面のレポート内容がメディアのリーダーらしからぬお粗末さだと具体的に指摘したことに対しても、ひたすら黙秘し、抗弁もしない不条理さでよくぞ今日までメディアのリーダーと傲慢にも名乗れたものだ。

私もいくつかの対抗策を考えているが、そのひとつとして先月末スポンサー健康食品企業5社社長に宛て、簡単な経緯を書いて高齢者を侮辱する朝日には広告掲載を止めることをお願いする書状を送付したところである。この結果次第では次の手として、第2の矢、第3の矢を放つつもりである。

 テレビ東京は、昨年10月1日に放送したニュース番組「アンサー 潜入テレビ初!飢餓の島で見た戦争」を放送して以来のバトルである。同ニュースで戦没者遺骨収集事業に対して誤解と事実誤認の報道内容と、事業に関わった旧厚生省、遺族会、戦友会や遺族を傷つけるような内容について私自身も同事業に関わったひとりとして強く抗議した。

また、昨年12月30日「日本人として知っておくべき戦後の51人」番組放送中に「湯川秀樹博士がノーベル賞を2度受賞した」とか、「湯川博士が亡くなって14年が経った(実際には放送日時点で34年)」と好い加減で致命的な誤報に対して、訂正を求めた。

だが、いずれも不誠実で前者については言い訳、後者については無視するばかりである。これについて対朝日同様今後スポンサー企業に事実を伝えることを考えている。現在すでに放送倫理・番組向上機構(BPO)に2度質問しているが、音沙汰がないので、これからBPO放送倫理検証委員会委員長に宛ててテレビ東京の不誠実な対応について書状を送るつもりである。

 いずれにせよ、言論の自由の重要さについて天下の朝日も、テレビ東京も偉そうにほざいているが、まったくその気もなく、誠意の欠片もなく一読者、一視聴者の声なんて歯牙にもかけないスタンスで、あまりにも傲岸不遜である。メディアなんて所詮こんな非常識なものなんだろうか。これなら反って相手にとって不足はないと思っている。

2016年4月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com