2007年10月

                      
                        140200710月1日(月) 福田首相初めての所信表明演説

 殿のご乱心で休会していた国会が漸く再開された。いつも通り内閣総理大臣・福田康夫氏の所信表明演説だけでお開きである。どうして首相の所信表明の後に、国会論戦や、委員会審議をやらないのか、いままで不思議でしょうがなかった。いかなる組織の式次第、祭事、行事だって主役の挨拶だけで終わりというのは、国会以外にあまり聞いたことがない。特に忙しい選良が、わざわざ全国から日本の政治の中心・東京に集い、大事な国政を話し合おうという大切な場で、しかも莫大な経費を使ってほんの1時間足らずで散会というのは、税金の無駄遣いであり、あまりにも国民を馬鹿にしている。
  国会は、国家と国民の行方を左右する国権の最高機関である。議員には高い給料も支払っている。マス・メディアもどうしてこの悪しき慣習を止めさせるよう追求しないのか。国会議員は国会でもっと働くべきである。今国会でもせめて国費の浪費と言われないように、明日以降真面目に審議をやってもらいたいものだ。
 さて、福田首相の所信表明であるが、予想していたように期待にはまったく応えてくれていない。てんこ盛りのお題目ばかりで実行性がなく、抽象的で熱意がないステートメントだった。なによりも国家の最高責任者として、話す内容にパッションと哲学がないことが致命的だった。評判の悪かった安倍前首相の言葉、「美しい国」「戦後レジームからの脱却」とか、「憲法改正」のような、ぴんと来る言葉が発せられれば、ことの善し悪しはともかく目指すところや、理念らしきものが多少は伝わるのであるが、それはまったくない。そつがないのも程度問題である。加えてボキャ貧のせいか、「自立と共生」など、ついに民主党小沢党首が言い出した言葉までパクッている。役人が書いた原稿を棒読みしているので、面白みも盛り上がりもまったくない。予想されていたことではあるが、程度の低さはこの国の政治家の本質と実像を具現しているからではないか。元々こんな程度だと割り切って大きな期待をせずに選挙で、部分修正を迫るより方法がないのかと絶望的にすらなってしまう。明日以降の国会論戦はどんな具合になるのだろうか?


                        141200710月2日(火) 盧大統領北訪問、見事な月写真、巨人5年ぶり優勝

 韓国の盧武鉉大統領が陸路北朝鮮入りした。金大中大統領の訪問以来7年ぶりである。前回は南北双方ともに熱狂的なムードの中で行われた首脳会談だが、今回は双方ともに思惑があって、必ずしも全面的に拍手喝采というわけでもなさそうだ。しかし、前回の金大中氏の北訪問とは異なり、盧氏が国境を陸路で越えた点に融和的な空気を盛り上げようとするプロパガンダ的な要素が窺える。
 小学生のころ朝鮮戦争が勃発して、当時の国境線だった38度線を南下越境した北鮮軍を、国連軍が押し返した戦闘状況は、子ども心にも随分興味を抱き、毎日新聞やラジオに結構夢中になっていたものだ。あれからもう60年近くなって、朝鮮戦争も遠くなりにけりである。
 残念ながら、北のボスがあの金正日総書記のうちは、何も問題は解決しないだろう。日本の拉致問題でもそうだ。一刻も早く金正日が政治の表舞台から消え去ることを望むのみである。
 今朝の朝日第一面の写真を見てうっとりしてしまった。先月1日に打ち上げた月探査機「かぐや」が撮影したハイビジョンカメラによる地球の画像である。いままでこれほどはっきりとした月の写真を見たことがない。上弦の地球というのだそうだが、天候も良かったせいか地球の半分近く、アメリカ南北大陸をきれいに捉えている。特に、南米大陸の西海岸線と太平洋の境界が鮮明に映し出されており、科学の進歩を目の当たりにした感じである。地球から約11万㎞の距離から撮影したのは初めてとのことだ。アポロ14号の月面着陸にも驚かされたが、今回駆使された科学技術の粋は、改めて日本の科学技術水準の高さを世界に証明したことになるのではないだろうか。世界的に大きく遅れをとっている、政治力と外交力も科学分野に負けず、もっと力を発揮してもらいたいものである。
 プロ野球セ・リーグで、巨人軍が5年ぶりの優勝を遂げた。子どものころからの巨人ファンとして嬉しさも一入であるが、最近では実戦はもちろん、TVでも観ることが少なくなった。優勝までマジック1になっていたので、今夜は偶々断片的に見ていたところ、9回裏に見事逆転勝ちで優勝した。めでたい、めでたい。ゼミの仲間、滝鼻卓雄くんが巨人軍オーナーになってから、一度も優勝してなかったが、まあこれでやっと彼も肩の荷が下りただろう。今度会ったらお祝いを言ってあげて、ともに喜びあいたい。

                    142200710月3日(水) ビルマ北部戦線の激戦を語る元日本軍兵士

 NHKが終戦記念日直前に放映した、ドキュメント番組を深夜(今早朝)再放送した。「兵士たちの戦争―密林に倒れた最強部隊・北部ビルマ」と題して、菊部隊生還者の証言と、当時及び最近の現地フィルムを編集した貴重なものだ。大東亜戦争の中でも、最も悲惨な犠牲者を生んだインパール作戦展開のため、中国から投入された陸軍第18師団(菊部隊)元兵士の証言は、赤裸々で胸を突かれる思いである。「殺されに行かされたようなものだ」「武器、弾薬、食料、医療品はなく、戦死者は道端に放っておかれた」「いまの若者は自由で何でも贅沢ができるが、われわれ世代はそんなことは出来なかった」「戦争が終わったとき、ほっとして助かったと思ったが、後方配置の人間(上官)は残念と言っていた。最前線の現場から遠ざかれば遠ざかるほど、そういう声が聞こえてきた」
   いまの世でもまさに当てはまる言葉ではないか。
   18師団・菊部隊は、福岡県久留米で編成された部隊で勇猛果敢で知られていた。唯一菊のご紋章を使用されることが許された部隊である。4千人以上の兵士が戦い、そのうち3千人以上が戦死した。かつて、ビルマ戦跡巡拝団で菊部隊の人たちともご一緒したことがある。いまもインパール、コヒマ、フーコンなどの激戦地は山懐深く、少数山岳民族のゲリラが出没するという理由から訪問許可がもらえず、行けるところまで行って最短距離の地で跪いて、遥かインパール方面を遥拝して追悼していたことを思い出す。
   実は、このTV番組を通して証言していた5~6人の方の内、古瀬正行さんと大西清さんとは35年ほど前にご一緒した。その中で世田谷に住んでおられる古瀬さんは、上官から部下を13人連れていって戦えと言われたが、持たされた武器はたった6丁の三八銃だけで、死ねと言われたようなものであり、実際に13人全員が戦死されたと仰っていた。ご一緒したときにも伺った話だったが、この人たちにとっては、生涯憑いて回る辛い過去である。この世に生れて何の楽しみも知らずに死んだ、戦友が気の毒でならないと怒りを込めて声を詰まらせていた。
  ビルマに纏わる話はキリがないほどである。騒がれた国内のデモは軍隊の武力弾圧により封じ込められ、結果的に軍政の思い通りとなった。市民側に武器も組織力もないのが致命的で、現体制を脅かす要素は反って失われた。ビルマ人にとっては、前途にまったく希望の灯が見えない。いつまでビルマの軍事政権が継続し、国民は痛めつけられるのだろう。国内から民主勢力が立ち上がってくるのを待つのは、現時点では絶望的である。やはり国際社会の圧力がビルマの民主化を助ける唯一の方法である。その点では、中国を中心とするビルマ支援国が、国際社会と連携して軍事政権に圧力をかけないとビルマの民主化は期待出来ないだろう。国連特使ガンバリ氏にはもうちょっとガンバって欲しかった。首都ピンマナ(現ネピドー)から、ラングーンへ戻ってきたガンバリ特使は、幽閉中のアウン・サン・スー・チーさんと再び会ったようだが、公表された写真を見ていて、笑顔のガンバリ氏に並び、浮かぬ顔のスー・チーさんの表情が少々気になった。

                        143200710月4日(木) 帝国主義国家・中国の拡大路線                                                   

 今年度の読売・吉野作造賞は、山本吉宣・青山学院大教授著「『帝国』の国際政治学」に授与された。いまグローバル化が進んだ世界で、「帝国」論が再び注目されている。著者はこの著書の中で、他国に及ぼす圧倒的な影響力が内政までかかわる場合を『帝国』と定義し、外交のみの『覇権』と区別していると朝日新聞・藤生京子記者は分析している。
 翻ってわれわれの学生時代には、目覚めた中華人民共和国は「中共」と呼ばれ、国民は毛沢東主義の旗の下に、ひたすら社会主義革命完全成就、帝国主義打倒のため前進あるのみとのスローガンを掲げ、アメリカ帝国主義は日中共同の敵と広言し、当時威勢の良かった日本社会党や共産党と組んで、過激なデモやプロパガンダを行っていた。
 その中国はいまどうだろう? ソ連のように社会主義体制が崩壊したのではなく、共産党が背後で操りながら毛思想を継承しつつ、徐々に資本主義的要素を採り入れ、行政府と党を並立させながら二頭制によって帝国主義国家体制を維持している。
   では、あれほどまでに毛嫌いしていた「資本主義」や「帝国主義」については、どういうスタンスで対応しているかというと、それがいまや中国自体が、帝国主義の甘い汁に毒され、資源豊富なアフリカやアジアへ進出し、資本主義の原理の赴くままに帝国主義的版図を拡大させているのだ。地下に眠る毛沢東は、この後裔たちの変革と所業をどう見ているだろうか。
   ビルマで殺害されたジャーナリスト、長井健司さんの遺体が今日帰還した。日本政府もビルマへの経済支援を削減すると公表した。ビルマ軍政の強圧的な統治には怒りを覚えるが、背後で糸を引いているのは、変身した帝国主義国家・中国であることは間違いない。

                    144200710月5日(金) 元全学連書記長・清水丈夫さんの思い出

 今朝日経紙に連載中の「私の履歴書」を読んでいて、筆者、青木昌彦・米スタンフォード大名誉教授が書かれた執筆内容に目を惹かれた。60年安保闘争前後の全学連内部の様子とスタッフについて書かれていたからである。あの時代は、国をあげてマグマのような熱気が溢れ、若い学生、労働者は真剣に日本の将来を心配して安保条約改定に反対していた。いまの若い人たちには、情けないことにこういうエネルギーはないように思う。私自身あまり主体的に活動するということはなかったが、何度か討論会、集会やデモに参加した。青木氏も運動の過程で逮捕されたという。
  青木氏は56年東大現役入学というから、年代が清水丈夫さんとぴったり合う。その清水さんについて今日若干書かれていた。清水さんは、学生運動の元闘士で全学連では書記長を務めておられた。湘南高校ラグビー部の一年先輩だった清水さんとは、同じフォワードの一員として一緒にスクラムを組んでいた。私が浪人生活を送っていたころ、すでに全学連内で頭角を表し、詳しくは分らないままに先輩として一種畏敬の念を抱いていたものである。先鋭的な活動で、当時の学生運動の先頭に立ち、学生同志や仲間から敬われカリスマ性も漂っていた。
 私が2年浪人した後に慶應へ入ると、どこで知ったのか、同じ経済学部のクラスメートだった福島県出身のW君を通して、慶應日吉キャンパス内にオルグを作れとのメッセージを受け取った。長い浪人生活を終えたばかりでぼっ~としていたころだったので、その当時運動に積極的に関わることはなかったが、あれ以来清水先輩と直接接触はない。その後、先鋭的な活動面においてひた走りに走った清水さんは、東大籠城事件の際、官憲と和合した東大当局の学外排除により、東大構内から出たところを警視庁機動隊に、寄ってたかって押さえ込まれ逮捕連行された。それ以降清水さんの消息は杳として伝わってこない。
 私が多少なりとも、社会主義や、社会問題に関心を抱くようになったのは、大学ゼミの飯田鼎教授の指導に拠るところが大きいが、最初に社会主義に関心を持ったのは、清水さんを知っていたことが大きかったと思っている。
 断片的に伝えられる情報では、拘置所内で一心不乱に「資本論」を読み耽り、取調官や看守もいたく感心していたと聞く。妥協することは決してしなかった清水さんだが、あの優秀な才能と温かい人柄を考えると、あのままわれわれの前から姿を消してしまったことが残念でならない。
 清水さんの消息はいまもって分らない。ただ、ご実家が農家であったことから、私が長らく会長を務めていた高校ラグビー部OB会から各種の案内状を差し上げても、宛名不明で返送されてきたことがないので、ご実家にご家族、ご親戚がおられることは推察出来る。でも、どこかにおられるのであれば、何とか一度会って直接話してみたいという気持ちがある。
 清水さんと中学、高校で同級だった、近所に住むラグビー部の和田正温さんにも連絡をとったところ、懐かしがっておられた。やはりお会いしたいようだ。
 清水さんが強く反対していた60年安保条約改定の首謀者、岸信介元首相は機動隊を国会議場へ入れて法案を通過させた後に、所期の目的を果たしたとして職を辞した。その孫で「安保に反対する人は胡散臭い」とたわけたことまで言っていた、憲政史上最低の首相、安部晋三氏は、お坊っちゃま流に「ぼく、や~めた」と呆れた自己消去法で消えていった。
 それに引き換え、清水さんのフェイドアウトは、限りなく有能で温かく愛すべき人柄だっただけに、余計惜しい気がしてならない。

                        145200710月6日(土) 山口洋一・元ミャンマー大使は、何を主張したいのか?

 今週発売の「週刊新潮」(1011日付)に、山口洋一・元ミャンマー大使が、「スー・チー女史が『希望の星』という『ミャンマー報道』は間違っている」と題する特別手記と称して持論を述べている。高校の2年先輩である外交官の、失礼ながら的外れの内容にいたく衝撃を受けた。山口氏には、昨年山口氏の同級生、西宮市在住の井上篤太郎氏のご実家でお話しを伺って、その時は珍しく骨太い外交官だと敬服していただけに、記事を読んで唖然とした。偉大な先輩のお説に反論することは潔しとはしないが、失礼を承知のうえで誤解と事実誤認だけは指摘しておきたい。
 山口氏は軍政の為政者を悪玉、スー・チー女史を善玉とする日本のマス・メディアを偏向報道と指摘し、植民地化とか独裁の歴史を有するビルマは、現在民主主義の準備期間にあり、国づくりは他国が介入すべきでなく、側面的な支援だけに留めるべきであると自説を披露し、スー・チー女史はアメリカと結託していて、ビルマ人にとっていまや「希望の星」ではないとまで切り捨てる。
 ビルマ軍事政権に関する記述も思い入れがあるようで、「軍政」と批判されるが、ポル・ポト政権下のカンボジアや、マルコス政権時のフィリッピンとは違うと言い切り、今度のデモでも10万人が参加したといわれているが、明らかに誇大な数字だと異議を唱えている。スー・チー女史の自宅軟禁説についても、単なる「軟禁」ではなく、外部に対する警護の側面もあると仰る。
   山口氏のお説は、どう考えても軍政側に立つ人のこじつけの論理としか思えない。タン・シュェ国家平和発展評議会議長ら軍政首脳陣が考えている「新憲法の基本原則」は、1)議会の1/4は軍人、2)元首は議会から選出される大統領、3)大統領は軍関係者で、外国の影響下にない人、4)主要閣僚は軍司令官が任命、等々で、これでは独裁国家体質丸出しで、明らかに対抗者であるアウン・サン・スー・チーさんを締め出す露骨な案である。これでも軍政は悪玉ではなく、スー・チーさんは善玉でもないと主張されるお考えなのか。
   しかも一国を代表する特命全権大使ともあろう人が、軍政のデモ鎮圧、違法者検挙について、「違法デモを行った者を逮捕するのは、法治国家としては当たり前」とまで言い切っている。違法デモというが、「公共の場所で5人以上の政治目的の集まりは禁止」や、「屋内における50名を超える政治集会は許可制」の無視を、大げさに違法と非難しているが、民主国家として当然容認される行為を違法ということの方が、むしろおかしいのではないか。こんな分りきったことを、当然のごとく述べる外交官としての見識を疑いたくなる。
   こんな穿った自己主張と論理で、はたして世界中の世論が納得するだろうか。ご自分は軍政側に立っているのではなく、軍政とスー・チーさんの中間の立場にいると述べている。しかし、これはもう完全にビルマ軍政側に取り込まれた人間の論理である。
 これ以上は、追求しようという気にもならないが、3年間も現地で大使を務めてきた人の、とても人を納得させるような話でもないし、成熟した論理とも思えない。
 ひとつ申し上げるなら、山口氏が得たニュースソースはほとんど、軍政内部か、その関係者からもたらされた「軍政の基本方針」ではないだろうか。とかく海外大使クラスの人たちの赴任地におけるコミュニケーションは、意外に限られていて、相手国のごく一部の政府関係者、及び他国の外交官であると言われ、積極的に相手国の一般市民と親しく交流し、社会の中から本音とか実情を探るという努力はあまりしていない。当然入手出来る情報も限られることは、最近でも外務省休職中の佐藤優氏が著書に書いている。
 今日午後、グッドタイミングというべきか、私を山口氏とつないでくれた井上さんが、前記週刊誌記事のコピーを郵送してくれた。井上先輩は山口さんの考えをどう思っているだろうか。

                        146200710月7日(日) 日本相撲協会は大改革を

 日本相撲協会は新弟子をしごきで殺してしまった、時津風親方を解雇処分にした。この数日のマス・メディアの報道を観察していると、解雇以外には考えられないと思わせる流れになっていた。事件は事件として、遅ればせながら、いまも愛知県警が捜査に当っているようだが、何と言っても、日本相撲協会の対応の拙さが際立っている。
 今年に入ってから、イメージダウンの嫌な事件が連続的に起こっている。八百長事件、朝青龍事件、そして今度の新弟子殺人事件である。これほど不祥事に付き合っているスポーツ団体も珍しい。以前にも本ブログに書き込んだが、相撲協会が組織として、内部でも対外的にも毅然と機能していないのだから、どうしようもない。お相撲さんOBの相撲協会関係者だけで、すべてを取り仕切っている内部組織と人材に根本的な問題がある。監督官庁の文科省も、どうも政治家の手が及ぶのか、相撲協会に対して及び腰で、これまでもあまり立ち入った監督、指導を行ってこなかったように思える。
 しかし、仮にも財団法人として、税金減免の特権を得ていながら、すべての面で透明性に欠け情報公開もしないというのだから、文科省も甘かったといえる。八百長問題しかり、朝青龍問題しかり、一向に解決のメドが立っていない。多分役員は、これからどう対処すべきかがよく分らないのではないか。もたもたしていると、もうすぐ九州場所が始まる。九州を終えたら、全役員が懺悔して世間に対して謝罪して、役員のうち半数程度を相撲関係者以外の、旧来の常識に捉われない常識人に入れ換え、じっくり将来像を見据え、あるべき姿とヴィジョンを検討したらよいのではないか。記者会見に現れる、理事長以下役員のたどたどしい声明発表と対応を見ていると、これじゃあ駄目だと感じさせられてしまう。相撲協会にとっては辛い選択ではあろうが、一度組織を壊すくらいの大改革を実行してもらいたい。さもないと国技・相撲はスポーツ興行界から永遠に消えてしまう。

 

                    147200710月8日(月) プロ野球界はペナントレースを重視せよ!

 米メジャーリーグのポスト・シーズン、第一次地区シリーズが始まった。この後にリーグ優勝決定戦を経て、ワールドシリーズへ移行する。このメジャーリーグを真似て、日本のプロ野球界も今年から制度だけは、擬似メジャーリーグとなり、今日からパ・リーグのクライマックス・シリーズが、千葉ロッテ・オリオンズと福岡ソフトバンク・ホークスの間で始まった。
 今朝の朝日新聞に懐かしくも、高校、大学の先輩である佐々木信也さんがインタビューに応えていた。佐々木さんはこのクライマックス・シリーズを、カネ儲けのためであると断言していた。米大リーグですら識者やファンの間から、同じように金権野球との批判的な声が挙がっている。どうも人気下り坂の日本のプロ野球界が、考え出した究極の打開策の一環であるらしい。従来のセ・パ両リーグの優勝チームが日本一を争う前に、リーグ優勝チーム以外のチームにも日本一になるチャンスを与えようとの親心?か、否、打ち出の小槌である。  まあ、それはそれで良いかも知れないが、ならば半年間かけて戦う選手たちの、その年のペナントレースの目的と意味は一体何だろうか。また、一年間戦い抜いて勝ち得たリーグ優勝の栄誉や、喜び、やりがいのような重みとか価値は、何だろうか。これでは、リーグ優勝の価値は確実に低下するばかりではないか。
 メジャーリーグのポスト・シーズンの場合、地区で優勝出来なかったチームが、リーグ内の3つの地区優勝チームとともに、4つのチームでリーグの覇権を争う。つまり、地区で2位に甘んじたチームは、地区優勝した3つのチームとリーグ優勝を争う敗者復活の機会がある。この事実は、2/8の確率で地区2位のチームがワールドシリーズで優勝出来るチャンスが転がり込んでくる。その優勝の可能性は25%である。
   では、日本のプロ野球の場合はどうか。途中の過程に若干の条件はあるが、実に4/6の確率で優勝チーム以外のチームが日本一になる可能性が残されている。つまり、7割近くの高い確率で、敗者復活から勝ち上がって日本一になることが出来るのである。
 これは、一年間を通してコンスタントに力を発揮してチーム全体で勝利を勝ち得ることより、確実に優勝出来る実力がなくても、瞬間風速的に力を発揮出来る、そこそこの実力と幸運さえすれば、最優秀チームの栄冠を授与されるというもので、なぜか割り切れない。
   こういう制度は、目前の目標に向かって全力投球することより、様子見で力を発揮する、ずるいタイプの人間を増殖するムードを醸成することにつながるのではないか。カネ儲けにはなっても、手抜きプレイとか、適当にほどほどとか、向上心を育成する点ではむしろマイナスに作用しないか。突き詰めれば、スポーツの精神に反するのではないかと考えてしまう。
 こんな制度を採り入れる「試合よりカネ」亡者の、お偉いさんであるコミッショナーや、両リーグの会長はほとんどペナントレースを観戦に来ないと、佐々木さんも指摘している。ここにも現場を軽視する「偉い人」がいる。プロ野球もこんな「偉い人」に頼り、ピントの外れていることばかり考えていると、ますます斜陽スポーツに堕落してしまうと思うのだが・・・。
 まあ、しかし、もう少し気楽に考えるとするか。所詮、たかがプロ野球ではないか。

                        148200710月9日(火) 議員の政務調査費って何だ?

 全国の都道府県議会議員の政務調査費公開について、各自治体によりその対応が分かれる。政務調査費って一体何だ? 
   議員とは、「国から地方まで、そんなに旨味のある仕事か?」とはよく噂されるが、実際甘い蜜であることは、政務調査費の公開という当然のことを何とか止めて、秘密裏にことを小さくしようと考えていることからも透けて見えてしまう。元議員が内幕とか、美味しい話、カネの流れ、カラクリ等を暴露して、物議を醸したことは枚挙に暇がないほどである。
 国会で政治資金収支報告書や政務調査費の内訳明細に領収書を添付することや、金額の公開、およびその最低金額等に関して、われわれの感覚ではごく当たり前で簡単に出来そうなことが、どっこい与野党の間で意見がまとまらない。だが、考えてみれば当然のことがすぐにまとまらないこと自体、普通の感覚ではおかしいと思う。何かが隠されていることは容易に想像がつく。使った経費をきちんと記帳して、その証拠として支払先から領収書を受け取り添付するという、ごく自然のことが、議員にとっては面倒で嫌なことらしい。しかも、議員にとっては、株式会社の株主総会のように説明し、資金提供者(納税者)に理解を得る機会も持たない。これだから、何でもこそこそ出来る。理由はいろいろあろうが、議員には政治家の本分、本筋を誤解してもらいたくないものだ。それらの政務調査費は、給与以外の別段手当てで、議員だけでお手盛りで決めたものではないか。税金から自分たちの都合に合わせて摑み取りしているのではないのか。給与支払いの規定とか、基準は決められているのだろうが、納税者の立場からすると、ヤミ給料に思えて仕方がない。
 その細部について公開し、説明することから避けようとしている。中には、良心的な自治体もあるが、総じて公開には腰が引けている。1円から領収書を添付することを決めたのは、全国で僅か20府県だという。それでもこの公開議論が次第に高まってくるに連れて、いやいやながら公開することを議会が決めたところも多い。 やはり、議員という職には役得があるのだと勘繰らざるを得ない。一旦当選したら、よほどの悪事でも犯さない限り特権を振り回し、ヤミ給与を含め相当額の給料を手中に出来る。だから、一旦甘い汁を知った議員は、他人にはその職を譲りたくない。従って世襲議員がますます増える構図が出来上がる。
   いずれにしろ、議員先生にとっては、いままで当然の権利、既得権と思っていたことが、怪しいと疑念を持たれたということになれば、気持ちとしてはこまかい使途を追求してもらいたくないに違いない。しかし、これでは、毎年負担が重くなる一方の課税に青息吐息の庶民は救われない。


                        14920071010日(水) 多選禁止の松沢神奈川県知事に拍手 

神奈川県が県条例で知事の多選を禁止するという。具体的には、県議会総務企画常任委員会が可決した条例を、本会議で可決し成立させる模様である。ただ、地方自治法なる法律の改正を待ってから施行となるようだ。 現在松沢成文知事の公約通り進んでいるが、現在2期目の知事が自ら提案し、任期を3期12年までと決めたのは英断だと思う。
   法律や条令の改正には、必ず抵抗があるものだ。それもほとんど主観的なものである。松沢案もこれまで順風満帆というわけではなかった。最大の抵抗理由は、「法令による制約は、憲法が保障する職業選択の自由に抵触し、憲法に違反する恐れがある」というものだ。一方で、長期政権が腐敗の原因として「多選禁止」の機運も盛り上がり、総務省でも見解を打ち出し、現在多選制限の方向に動き出しつつある。
 いずれにせよ、憲法の精神に抵触するとの意見と、長期政権は権限強化につながり汚職の素地を生むとの見解との争いになる。前者の考えの中にも、後者の危惧はあり、これまでなかなか着地点が見つからなかった。アメリカ合衆国の大統領制度にしても、2期8年に制限したのは、二つの考えを徹底的に議論したうえで結論を出したものと考えられる。その意味では、多選禁止の条例を全国に先駆けて実施しようとする松沢知事の意欲と英断に拍手をあげたい。
   こういう傾向が少しでも根付けば、いま問題になっている世襲議員制も、職業選択の自由か、世襲は公平ではないとの見地から憲法の精神に抵触しているのでは、との観点からもっと関心を呼び、論議を深められのではないか。現状の世襲議員制は、最初から世襲議員以外の立候補者にとって不利で、完全に憲法の平等の精神に反していると考えている。いずれ、世襲議員制については考え方をまとめたいと思っている。

                        15020071011日(木) イランで日本人学生誘拐される。

 ひとりの日本人男子大学生がイラン南東部で誘拐された。パキスタンとアフガニスタンの国境に近く、治安の悪いところと云われている地域である。いまテロ問題で世界の注目を集めている、この二つの国の国境線に近いと言えば、何となく身構えるし、危機管理上もひとりでのこのこ出かけるような場所ではない。日本政府もイラン政府も当惑気味で、その土地へ向かった目的がいまのところよく分らない。
  私も当初はあまり深く考えることもなく、若気の至りで危険な地域に出かけたが、経験を重ねるに従い、少しずつ危機感というものが身に備わってきた。それは、臨場感と呼べるものから自然に培われたものだが、この大学生はとてもそんなことには頓着なく、若気の至りと興味本位で珍しい場所へ行こうと思ったのではないだろうか。

 なんとか無事であって欲しいと願う。
 ビルマ情勢は軍政の鎮圧が功を奏し、表面的には沈静化してきた。民主化を求めた市民は失望して、次の機会をじっと待つより術がない。中国が国連安保理事会としてビルマ政府に対する非難決議をすることに異を唱え、結局議長声明にトーンダウンした。しかしビルマ国民は案外したたかな国民性ゆえ、いずれまた民主化要求デモは噴火するだろう。在日ビルマ人が都内をデモしたり、ビルマ大使館へデモをかけたり、結構活発に活動しているので頼もしい。
 さて、ドイツ文学者の池内紀先生が面白いことを日経夕刊に書いていた。「わが三カ条」と称する講演引き受け条件だそうである。1.遠いこと、2.不便なところ、3.礼金が安い、だそうである。さすがに凡人とは言うことが違う。そして、いざ出かけるとなると、別の三カ条があるのだそうである。①余裕のあるスケジュール、②お食事お断り、③お迎え無用、だそうである。池内先生のように著名な方なら、こんな条件も堂々と伝えることが出来るかも知れない。しかし、先生のお説は、それなりになるほどと納得させる哲学があるから、一流の学者の言葉は品格があってすごい。
 折も折来月の慶應アルペンクラブの同窓会で、15分程度の海外旅行に関するショートストーリーを今日幹事から依頼されたが、池内先生の三カ条とは合致しない。場所が銀座だから近くで便利で、まったく池内先生の三カ条と正反対で、最後の礼金が安いという点だけを言えば、私の場合タダだから池内先生よりいばれるかな?

                         15120071012日(金) 青木昌彦氏の清水丈夫元全学連書記長への評価

 今朝の日経「私の履歴書」を読んでいて、やっと分った。筆者の青木昌彦氏が60年安保当時の全学連組織内で、当時の委員長唐牛健太郎について詳しく書き、今日の記事でも仲間の西部邁についても触れていながら、先鋭的で全学連の実質的なリーダーであり、理論闘争をリードしていた書記長の清水丈夫さんについてあまり詳しく書いていない理由が何となく理解できた。多分清水さんとは相性がよくなかったと思う。北大生だった唐牛は委員長としての指導力や、理論構築などより、むしろアジテーターとして服装などの派手な一面ばかりが目立ち、当時のマスコミに取り上げられ、全学生からさほど信頼されているようには見えなかった。青木氏は唐牛と付き合っていたことを得意になって書いている。行動をともにした西部は、最後まで社会主義革命を信奉する気はなく、まもなく転向して、あろうことか、いまや自民党の手先となり右翼の急先鋒となっている男である。
   一方で、清水さんは純粋に社会主義を突き詰めて、安易に妥協することなく最も厳しい刑期を終えた末に、多分収監された最後のひとりとして出獄したと思う。その清水書記長が、戦線の建て直しを提案したとき、青木氏を含め主力はみな脱落していった。この辺りに何があったかは分らないが、大衆運動に対する見解の相違や底辺の労働者を観る目が根本的に違うことが二人の間にあったようだし、青木氏らが清水さんをあまり好意的に見ていないことが随所に感じられる。あの時代に安保闘争からベトナム反戦、沖縄返還闘争を含めて、全体の学生運動において、節目に臨んで学生を鼓舞し、力強く運動を引っ張っていったのは、ほかならぬ清水さんと、故今井澄氏(東大医学部学生、諏訪中央病院医師、後に社会党参議院議員)のふたりだったと思っている。
 本来なら清水さんと青木氏は、青木氏が受験に失敗(健康診断のせいであるが)さえしなければ、湘南高校からずっと同級生となる筈だった。その青木氏は比較的恵まれた家庭に育ち、清水さんは農家に生まれ育った。青木氏の深層には、逞しく指導力のあった清水さんに対する妙なライバル意識があったかも知れない。安保闘争以後の二人の人生は、両極端に乖離していった。成長過程における二人の生活環境の相違も影響していたようだ。青木氏には、成功した者の自慢話として、かつてともに闘った仲間について語るに際して、その仲間が最後まで意志を貫いて、結果的にいまも社会の表に出てこない生活を送っているだけに、得意然として自身の脛に持つ傷を、勲章としてひけらかすのは少々控えてもらいたいものである。
 青木氏の全学連における行動は、もちろん評価されるべきであるが、青木氏のひとりよがりで自己中心的な紹介の仕方は公平ではなく、また的を射た説明にもなっていないような気がする。

                        15220071013日(土) ビルマ民主化への草の根の支援活動

 ビルマのデモが鎮圧されてから2週間になる。軍政の厳しい取締りで完全に民主化勢力は押さえ込まれてしまった。軍政は国連の遺憾声明や、海外メディアの非難声明にも関わらず、わが道を往くのスタンスを貫き通し一歩も後へ引かぬ姿勢である。海外のマス・メディアを追放し、インターネットを制限して頑なに自己主張している。哀れなのはビルマ国民である。あの優しく温和な人々が、いまだに貧しい生活を強いられているのかと思うと気の毒でならない。悲しいかな、民主化運動をまとめてリードしていく組織やリーダーが押さえ込まれ、いないのが現実である。しばらくはビルマの民主化は期待出来ないとつい絶望的になるところだが、どっこい民主化の芽はなくなってしまったわけではない。
 一時は一過性と見られたデモであるが、ビルマ国内外に抵抗の火種は燻ぶっていることを知り、頼もしく、嬉しく思っている。軍事政権に肩入れしている中国に対するビルマ国内における反中国デモも顕在化した。昨夜もNHKBSの解説番組で、20分ほどビルマに詳しく、著書もある田辺寿夫氏がゲスト出演していた。30年ほど前に当時NHK記者だったころ何度かお話したことがあるが、田辺氏もまったく悲観的というのでもなかった。   最近も新聞ニュース面の露出度は落ちたが、引き続き関連記事は掲載されている。中でも、今日は日経の社説に「ミャンマーへ国際圧力続けよ」と題して、国連安保理事会の議長声明と、日本政府の積極的な発言を促す意見、そして射殺された長井氏の持っていたビデオの返還要求等について書いてあった。また、朝日は、「Media Times」欄に、大きくスペースを割いて、オスロ市郊外にあるラジオ局「ビルマ民主の声」や、ワシントンのVOAビルマ語サービスの地道な活動に関する記事を掲載していた。先月末以来、ビルマ関連のニュース、ドキュメントが断続的に報道されるのを見ては、個人的にDVD録画しているが、それもトータルで5時間分を超えた。
 こういう風にぺしゃんと潰れるのではなく、ビルマを支援する報道が世界的にリンクされて取り上げられるところが、他国とは違うビルマの特殊なところだと思う。ビルマ人は温和ではあるが、案外したたかな一面がある。決して国民が体制側に完全に制圧されることはないと確信している。ビルマ人はもちろんであるが、世界中のビルマ民主化の火種が消えないようサポートしていければ、いずれ遠からずビルマの民主化は実現されると信じている。

                        15320071014日(日) 恒例の大学ゼミ同窓会

 今日はゼミの同窓会である飯田会が、いつも通り九段会館で開かれ約40人が出席された。恩師である飯田鼎先生は今年83歳のご高齢で、慶應ももう20年近く前にお辞めになり、それ以来ゼミはお持ちではない。従って会としては新入会員があるわけではなく、年々歳々ジリ貧となり寂しくなる一方である。しかし、こればかりは致し方がない。まだ現役で活躍している同輩、後輩もかなり多く、幅広い分野で活動している若い人の話を聞くのも興味があるし、経験豊富なOBの話もヒントになる。私立の女子学園校長である伊藤さんが、永年に亘って幹事にして司会進行を務めているくらいだから、明らかに組織が高齢化、硬直化しているとはいえる。しかし、これも以心伝心お互い認めあった仲間同士だから、トラブルなんかにはならない。
 それにしても、気になるのは飯田先生のご健康状態である。今日の日を楽しみにされていたが、一昨日発熱されて今日は無理を押してご子息が奥様ともども会場まで車で送ってこられた。
   かつては、熱弁を揮われた先生も最近はお年のせいで、さすがにやはり元気がない。4月に小松、島田、青木、利光さんらとお宅へお邪魔したときは、寛いでおられたせいか、ご健康状態はあまり気にならなかったが、やはり発熱となると心なしか、お疲れのご様子がありありである。冒頭のご挨拶も短く、最後のご挨拶の代わりに塾歌と応援歌を唄われ、途中でお帰りになられた。多感な時代にゼミで教えを受け、いまも親しくご厚誼をいただいているのは、飯田先生ただおひとりなので、いつまでもわれわれにとっては心強い道しるべであり、お元気であって欲しいと願っている。心からご健康をお祈りするばかりである。
 学生時代に素晴しい恩師に巡り会えて、いまも同じ学問を学んだ仲間が、時々自由に話し合える場は貴重であり、宝でもある。遠慮なく話し合って、相談にも乗ってもらえる。学生時代の裃を脱いだ、こういう付き合いはいつまでも大切にしたいと改めて思う。
 小田急グループのCEOを辞められた利光さんも、割合こういう機会には参加してくれるようになった。しかし、同期生の読売新聞社社長・滝鼻卓雄くんは多忙な日程をやりくりしてくれたようだが、やはり来られなかった。本業以外にも巨人軍が久しぶりにセ・リーグ優勝したので、予定が立て込んでいるのだろう。まだ、元気に活躍してくれることは同期生として嬉しく思っている。
   常連の小松隆二東北分科大学長は、時間を作っていつも酒田市から駆けつけてくれる。小松先生は、来年3月には、学長をお辞めになるということでもあり、同期の島田さんや青木さん、利光さん、われわれの同期生と下級学年の仲間も誘い合わせて、5年前に楽しんだ東北旅行に続き、再び大学を見学旁々東北地方の旅行を計画しようと考えている。

                    15420071015日(月) 箱根地区ホテルのインバウンド・ビジネスのお手伝い

 高校同級生の大塚武夫さんが、携帯電話を外国人観光ガイド用のひとつのツールとして、インバウンド客に利用してもらうことで実効を上げようと考え、ソフトバンク社とアジア系旅行会社、総合ワールドトラベル社の両者のメリットを繋ぎ、ただ外人旅行客を増やすだけではなく、相互のメリットを利用して相乗効果を高め、トータル的に取り扱い旅客数を伸ばしていこうと考えている。相変わらずアグレッシブだ。同級生の誼で出来る範囲内で、お手伝いしてあげたいと考えている。
   総合ワールドトラベル社は、アジア系インバウンド客取扱では高い実績を誇っている。都内宿泊のインバウンド客が、近郊の観光地へ旅行する場合の宿泊ホテルを、箱根地区で探しているとの話だったので、ご紹介することになり、先日箱根でホテル経営をしている小田急グループの国際観光㈱伊藤幸夫社長と阿部明光常務に、主旨を直接説明する機会をいただいた。今日その大塚さんと総合ワールドトラベル社の王一仁社長に、国際観光本社所在地の相模大野までご足労いただき、伊藤社長、阿部常務、担当の小澤良孝セールス課長にお引き合わせした。
 三者三様にメリットがあると思うので、お互いに実利的なビジネストークになると考えている。王社長の要望に対して、早速国際観光側が箱根に経営している4つのホテルの条件を提示することになった。このままうまく行けば王社長にとって、最も人気の高い箱根に良いリゾートホテルを確保出来て、顧客にクオリティーの高いツアーを提供することが出来る。大塚さんにとっては、将来的にソフトバンク社の携帯電話利用の可能性が見込める。国際観光にとっては、シーズンを問わずホテル宿泊客の増加を期待出来る。いずれも現段階で先行き展望が開ける話をすることが出来たのではないかと思っている。
 私にとっては単なる繋ぎ役であるが、久しぶりに商談らしい話のお手伝いが出来て、気分はすっきりした。ボランティアではあるが、取り掛かった以上、アジアから箱根を訪れる旅行者が、国際観光の経営する、4つのホテル、「山のホテル」、「箱根ハイランドホテル」、「ホテルはつはな」、「箱根路開運」に宿泊してくれ、このプロジェクトが順調に発展することを期待し、注目して行きたい。

                        15520071016日(火) やはり高血圧の兆候がある。

 どうも血圧が高いのではないかということを感じ出したのは、度々人間ドックや、通院した時の検査で、異常に高いのに自分自身で驚いて、会社勤めの頃には、上はいつも140止まりだったのに変だと気づきだしてからである。9月に東京医療センターの先生から毎日計測した方がよいとアドバイスをいただき、先週から毎日血圧計で計測するようにしている。
 上が160ぐらいなので、やはり高めだと自覚して、今日近所の森内科でインフルエンザの予防接種を受けた序でに、それとなく先生に相談してみた。持参した10日間の数値表をご覧になったうえで、改めて血圧を測ってくれたが、やはり高いとの診察で、弱い血圧降下剤を服用しますかということになり、一週間分の薬をいただいてきた。先生の話では、私のように会社勤めのときは平常で、辞めてから高くなる人より、会社を辞めた途端血圧が下がったという人の方が多いそうだ。早速服用したが、ついに高血圧患者の仲間入りかと思うと、一種の老人病でもあり、いささか寂しい気がする。まあ、検査は早めに受け、専門医の指導を受けながら健康管理を怠らないことが大切であることは当然であるので、これからはあまり無理をせずに、一層健康に気をつけようと思っている。
 まあそれにしても3年半もずっと服用している炎症止めのプレドニゾロン錠剤に、胃腸薬ムコスタ錠剤、それに併せて明朝食後から、毎日血圧降下剤をそれぞれ1錠飲むことになった。かつての健康優良児も、一日3錠も薬剤のお世話になるようになり、情けない気分である。
 試しに夜11時半に血圧を測ってみたところ、160を表示しており昨晩、一昨晩に比べてもむしろ高くなっている。まあ、これはインフルエンザの予防接種の影響もあるのかも知れない。とにかく早く低めに安定させるようにしないといけない。来月26日から列車で海抜5,000mを超えて念願のチベットへ行くが、高血圧にはあまり良くないところなので、これからは一日一日慎重に計測しながら、先生のご指示に従おうと思っている

                        15620071017日(水) 執筆に鋭意努力、そして前進

 昨日は血圧とインフルエンザの予防接種。今日は、定期的な整形外科の診察で、恒例のリハビリの外に、診察の後血液検査をやってもらう。一週間後に結果を伺うことになる。炎症を起こしていた両膝の具合は大分回復してきた。もう少しと期待しながら、毎度2ヶ月置きの血液検査の結果は、いまひとつの感じで先生と一緒になってがっくりしている。数値はこのところ0.3ぐらいのところへ落ちてきているのだが、0まで行かないと駄目と言われ、引き続き同じ治療法を続けている。膝が悪くなってからもう3年半になるので、もういい加減に治ってほしいと願っている。
 今日は知研八木会長と送信したエッセイの校正の件で、何度か連絡を取り合った。岳父川手一郎の慶應幼稚舎時代の友人である、岡本太郎さん、藤山一郎さん、野口富士男さんとの交友関係を書いたものだが、写真を見るたびに好い友人関係だったのだなあと羨ましく思っている。今月号の「知研フォーラム」に掲載予定。   もうひとつ短いエッセイを書いた。JN紙の定期コラム用として800字にまとめた。名前の呼び方について、日本語の例と外国の例を体験から書いたものだ。
 いま取り掛かっているのは、次ドキュメント作品「停年オヤジの海外武者修行」だが、少々脱稿が遅れている。ほぼ予定のボリュームは書き終えているのだが、少々書き直す必要を感じているので、来月までに脱稿出来るか分からなくなってきた。約束したことなので、早く書き進めたいとは思っている。

                    15720071018日(木) ミュージカル・コメディを鑑賞

 夕方妻と車で新国立劇場・小劇場へミュージカル・コメディを観に行った。新宿・初台のオペラシティにあるこの新国立劇場へは、初めて行ったわけだが、洒落たビル設備に驚く前に駐車場料金の高いのに恐れ入った。30分で250円だから、4時間半も駐車すれば軽く2千円をオーバーする。道理で駐車場が空いているわけだ。 肝心要のミュージカルは、知り合いが出演しているので早くからチケットを頼んでおいた。意外に舞台の雰囲気が本場のブロードウェイと似ている。「ロイヤルホストクラブ」と名づけられた出し物で、新宿歌舞伎町のホストクラブを舞台に、努力とハッタリで№1の座を射止めたホストが、同僚の恨みを買って去っていく奇想天外なストーリーが展開される。他愛ないと言えば他愛ない、ふざけたストーリーだが、全体を通して結構楽しめる。やはりTVや、映画で観るのとは違って、舞台全体を一望して観ることが出来ることと、声や息遣いが良く聞こえてそれが臨場感となり迫力が出てくる。何でもそうだが、鑑賞ものは絶対生で観るに限る。それほど有名な劇団ではないが、若い俳優が精一杯やっているのを観劇すると、自分も励まされるような気になる。深刻になるではなく、気楽に楽しませてもらったミュージカルではあった。

                        15820071019日(金) 日経シンポジウム「観光立国日本を目指すために」

 日経新聞と日本経済研究センターが主催するシンポジウムの参加者を募集していたので応募したところ、参加状を送ってくれたので、今日午後大手町の日経ホールへ出かけた。
 題して「観光立国日本を目指すために」と謳って、小泉前首相のお声がかりで国家の基本計画にも組み込まれた、‘VISIT JAPAN CAMPAIGN’のインバウンド・ツアー振興について議論するものである。基調講演者は東洋文化研究家アレックス・カー氏である。五月に「構想日本」シンポジウムでお話を聞き、その際収録されたTBS日曜番組「情熱大陸」には、偶々私の姿も写ってしまった。
 今日も同じスライド(パワーポイント)を別の切り口で見せてくれたが、相変わらず日本の文化、伝統、自然の破壊について日本人以上によく調べておられる。カー氏の着眼点、分析力、行動力、考え方、日本に対する愛情等に敬服する。カー氏の言わんとしていることは、日本人が自分たちの自然が破壊されていくことに無関心すぎると警告しているのだ。日本人は祖先から受け継いだ美しいものをもっと大切にしましょうと言っているのである。その点は、その後のパネルディスカッションでパネリストのひとり、白幡洋三郎氏(国際日本文化研究センター教授)と、考え方において微妙なずれがある。白幡氏は京都に住み続けている、知研名誉顧問でもある梅棹忠夫教授の言、「京都のことは放っておいてくれ」を引用していたが、ちょっと違うのではないかと思った。
 カー氏はアンチ・リアリズムを指摘し批判の対照として、「工場モードの勝利」と皮肉っていたが、具体的には電線、看板、ネオン等を挙げていた。それらを出来るだけ取り除かなければダメだとはっきり指摘している。特に、池坊本家の玄関口に展示されている生け花のオブジェが、本物ではなくプラスチックであることにがっかりされていた。
 もうひとりのパネリスト、舩山龍二JTB会長は、さすが旅行業の現状についてよくご存知で、観光業界発展の要因として具体的に5点挙げていた。①経済発展、②ハードの供給、③情報提供、④市場構造の変化、⑤平和、である。
   個人的に舩山氏とは、30 年前の成田空港開港の年、1978年の海外旅行業界の展望を占う新春座談会でご一緒したことがある。78年1月16日発行の週刊「トラベルジャーナル」誌の新春特集・中堅座談会で舩山氏は当時JTBルック販売課長の職にあり、私も海外旅行課長だった。同席されたのは、淺川啓介ジェットセンター所長、佐久間融日立トラベル課長代理でいずれも中堅の管理職者だった。77年の海外渡航者が300万人だったから、下記の数字でも推測されるように、いま振り返ってみても隔世の感がある。
   司会役を務めた小島明日本経済研究センター会長は舩山氏ともども、63年の観光基本法とともに、観光立国推進法が、インバウンド発展にとって大きな推進役となるであろうとまとめた。
 観光立国推進法の目指す中身は、要約すると①2010年までに、インバウンド客1千万人、②アウトバウンド客数2千万人、③観光業取扱額30兆円、④国内旅行客平均宿泊日数4泊(現状2.77泊)、⑤国際会議開催20%増である。
 4人の経歴が異なるだけに、若干見方、展望は一致しない点もあるが、中々面白い議論の展開だった。

                        15920071020日(土) なぜ紛争の火種は消えないのか?

 昨日パキスタンのカラチで、海外追放中で帰国したばかりのブット前首相のパレード中に連続自爆により130人以上の死者を出した。同時に、マニラでも爆発で8人が亡くなり、100人以上の重軽傷者を出した。イラク、イラン、アフガニスタン、パキスタン周辺では最近になって益々治安が不安定になってきた。そういえば、10日ほど前にイラン南東で拉致された日本人大学生の解放のメドがまだ立っていない。
 パキスタンでは、アフガン国境方面のトライバル・エリアでタリバンや、アル・カイーダの動きが怪しい。いまや上空をパキスタン国軍のヘリが昼夜を分かたず警戒飛行をしている。7月に首都イスラマバードの宗教寄宿学校の封鎖、武力弾圧事件以来パキスタン政府のやり方に対して、イスラム教徒の反感が根強い。そもそも海外へ逃げていたブット氏が、この時期に故国へ戻ってきたのも、求心力が低下傾向のムシャラフ大統領のブット派懐柔策の色あいが濃い。親米派のブット氏、ムシャラフ氏両者が手を組んだとて、所詮同床異夢だ。それよりパキスタン国内のイスラム教徒には、同じイスラム信者であっても政治的な一派と、政治活動と一線を画すイスラム教信者がいて、内ゲバではないが、後者は国家を混乱に陥れる政治と宗教のいさかいにうんざりしている。
 外国が当事国の争いに分け入って、調停し解決することが如何に難しいかは歴史が証明している。過去を振り返っても、むしろ争いに火に油を注ぎ込む結果になる場合が圧倒的に多い。それは、介入する国が自分たちは分っているつもりで都合のよい論理でことを解決しようとするからで、介入される国の真髄、本質、特殊性が充分理解出来ていないからである。アメリカがこれまで介入していずれも失敗しているのは、力と権力ばかり振り回し、その国の実情を汲み取り、理解しようとの気持ちに欠けていたからだ。
 その点では、アメリカよりむしろ日本の方がまだましで、相手国の実情に通じていると思われることが多い。しかし、日本の場合、最大の欠点は、分っていても行動しようとしないことだ。その理由ははっきりしている。意欲もなく勉強しようともしない過保護の世襲政治家が、いざその場に臨んでどう行動していいかまったく分らないからであり、一方で分っていながら、カッコばかりつけ、華々しい外交官生活を捨てたくない、顕示欲の強い外交官の「行動しようとしない」エゴにある。国民のため、世界の平和のために最も活動しなければならない連中が、揃いも揃ってみんな心根が腐りきっているからである。
 閑話休題。今日プロ野球セ・リーグのクライマックス・シリーズで、中日が巨人にストレート勝ちで日本シリーズへの出場権を獲得した。パ・リーグはペナント優勝の北海道日本ハムがクライマックス・シリーズも制したからいいが、どうもこの制度は腑に落ちない。巨人のリーグ優勝って、一体何だったのか? これで、もし中日が日本シリーズに勝ったら、今年の日本一の栄冠は、セ・リーグの2位チームが獲得するということになる。日本は政治と同様、スポーツの世界もこんがらがってどうもすっきりしなくなってきた。

                        16020071021日(日) 江戸城再建への一里塚

 「江戸城再建を目指す会」第3回セミナーが、六本木ヒルズに隣接しているハリウッド・ビューティ・ビルで開催され、初めて話題のエリアへ行った。「地下鉄・六本木駅」は3つもあるが、日比谷線だと改札口から地下道を通り、エスカレーターでそのまま六本木ヒルズへ入れる。日曜日ということもあり、結構人出があったが、ほとんど若い人ばかりで、こういう賑わいの場が彼らには受けるのだろう。
 セミナー講師は、北大の石森秀三教授で、観光業界では名の知られた先生である。以前に講演を聴いた時は、国立民族博物館教授だった。テーマは「観光立国と江戸城再建」で、世界の観光市場の中で岐路に立つ日本、観光を巡る地殻変動、観光立国切り替えのタイミング、なぜいま観光立国か、若者の旅行離れ、ネオ・ツーリズム時代等について語られて、文明の磁力を強調された。最後に江戸時代の日本社会について具体的に説明され、当時から5つの街道、宿場、門前町、旅籠等の装置システムの設置と、参勤交代や参詣制度、湯治制度等の制度系システムの普及によって観光立国が出来上がっていたとの話には納得出来るものがあった。これをどう「江戸城再建」へつなげていくのか。日本文明の磁力、若い世代の育成、高邁な大志の涵養をどう進めていくのかが課題と結論づけられた。会場は地理的に恵まれているせいもあり、70名ぐらいの参加者で一杯だった。教室からガラス戸を開ければベランダがあり、六本木界隈のナウイ街頭風景を見下ろすことが出来る。   その後12階で懇親会に出て、和気藹々のうちにお開きとなった。小竹理事長以下理事の人たちとも打ち解けて話し合う良い機会となった。
 散会後、理事で地元の鈴木武朗さんにお誘いをうけて麻布十番まで足を伸ばし、お勧めの居酒屋「山忠」に立ち寄り、縁の下のご苦労話をうかがった。真剣に江戸城再建を考えておられ、率先して各種の行事の音頭をとっておられる。いつも受け付けでにこやかに応対されておられるが、永続的にこの運動を支え、実際に本物の江戸城を築城するためには、どうすべきかということを真摯に受け止め、ご自分なりに考えておられる。江戸城再建の前途は遼遠である。こういう方が大勢いないと再建は簡単にはいかないということを教えられたような気がする。

                        16120071022日(月) この世にモラルも矜持もなくなった。

 今年に入ってから企業の商品偽装や、改ざん事件がたくさん明るみに出ているが、それにしてもでたらめな企業が多い。世間を騒がせた姉歯建築士構造計画書偽装事件に続き、今年に入ってから不二家、ミートホープ、白い恋人、赤福等々引きもきらず不祥事が出てくる。そこへ今日は日本3大地鶏のひとつ、秋田県の「比内地鶏」肉に他の地鶏肉を混ぜていたり、賞味期限を偽装していたことが明るみに出た。もうどうしようもない。報道ステーションの古舘キャスターが、偽装だらけの食品の中で生きていかなければならないとコメントしていたが、実際プライドなんかまるで気にしていない様子である。謝罪記者会見に、経営責任者である社長が雲隠れして、対応したのが総務課長と営業課長というのだから呆れる。これらの事件を見ていると、会社の内部的体質に問題がある。これら問題の会社は、ほとんど創業者一族が経営している。
   いまや知的であるはずの出版社ですら、創業者一族というだけで経営している講談社のような変な会社もあるが、現在出版界でいくつかのトラブルを抱えているのが、その講談社である。キャノンと訴訟問題を抱えているところへ、奈良の少年による父親殺人事件で門外不出の医師の所見を写真に撮った草薙厚子の著書出版、傍系会社でも週刊誌「フライデー」の突然の一週休刊、いずれも講談社社員の傲慢なエリート意識、非常識な取材方法、世間知らずで稚拙な外部対応から生れている。昨年度ついに売上トップの座を小学館に譲ったのも、杜撰な外部対応と世襲会社であるがゆえにむべなるかなと思う。これから坂道をころがり落ちていくことだろう。
 ところが、世襲ではない役人が、真面目に勤めていれば安定した生活が保証されているにも関わらず、相変わらず悪事をやらかし、知らぬ存ぜぬの頬被りである。噂を無視していた大物、前防衛事務次官だった「悪代官」守屋武昌の悪事が出るわ、出るわ。98年に収賄事件で逮捕された岡光厚生事務次官に負けず劣らずの食い荒らしである。岡光と同じように妻の要求に屈して度重なるおねだりゴルフ、口利き、融資の口添え、に加えて娘のアメリカ留学の世話などなど、とても普通人の感覚ではない。野党の守屋前次官の国会証人喚問についに自民党も折れた。ただし、問題をすり替えられては困る。収賄以前に肝心な防衛省の情報偽装の真相解明は出来るのか。これからどうなっていくのか。モラルなんてまったく持っていない人たちが偉くなり、地位が上がってやりたい放題のマンガ世界が見えてくる。

                        16220071023日(火) 暴走気味の防衛省は大丈夫か?

 疑惑の人、守屋前防衛次官が在任中関わっていた自衛隊の海上給油輸送に絡む偽証が、国会論議の大きな論点になっている。
 当初政府は米補給艦への給油量は20万ガロンと答弁したが、実際は80万ガロンであり、加えてその数字を海上幕僚幹部が把握していながら隠蔽して偽証報告をした。つまり文民統制に関わる由々しき問題が浮上している。とんでもない話だと思う。
   03年5月に行われた政府答弁は、当時の官房長官で現首相の福田康夫氏が行った。間違った数字を答弁させられた現首相としては立場がなく、不快感を表明している。防衛省はある面で機密事項を取り扱っており、外部へ情報を簡単に流すということは考えにくいが、それにしても省内の上層部へ正確な情報が上がってこないということは、意図的にそうしないということであり、組織が狂っている。明らかに省内に制服組と事務方の対立、秘密主義、組織の動脈硬化等の病弊がはびこっている。防衛庁から防衛省へ格上げされたので、省内のモチベーションは上がっていると聞くが、率直に言えば、自衛隊を統括する防衛省自体、その自衛隊が日本の憲法条文を完全にはクリアしていないということを、謙虚に捉えるべきである。最近マス・メディアで自衛隊に関する報道が目立って増えてきたが、そのことによって、自分たちの存在や活動が評価されたと勘違いしないでもらいたい。はっきり言って自衛隊の存在そのものが、憲法によって容認されているわけではないのだ。自衛隊の組織、ありようをすべて国民が承認したものと誤解すると、戦前の陸軍の暴走となんら変わらなくなるのではないかと背筋が寒くなる。
 民主党には、この際徹底的に防衛省内の藪の中を突いてもらいたい。

                        16320071024日(水) 金大中事件のファジーな決着

 韓国で34年前に起きた「金大中拉致事件」の報告書が発表された。当時の朴正煕大統領も黙認していたとある。発生当時何が何だか分らなかった。グランド・パレスホテルで拉致された金大中が、5日後にソウルで解放され、当時からKCIAがらみではないかと囁かれていた謎の多い事件だった。発生時にインドへ出張していたので、帰ってから正確な情報を呑み込むのに往生したことを覚えている。丁度甲子園で、作新学院の怪物江川卓投手が快刀乱麻のピッチングをしていた時だっただけに、余計印象に残っている。
 その後日韓政府の話し合いでうやむやの内に、宮沢外相の最終決着表明で幕引きをした。日本政府としては、現場で韓国大使館のKCIA要員である一等書記官の指紋が検出されたことから、公権力による主権侵害と韓国政府を非難したが、両国間の関係悪化を懸念した田中首相は2年後に灰色の決着を選んだ。
   今日の金大中側のコメントをみると、韓国政府に強く抗議しながらも、その一方で明確な犯罪の証拠を持ちながら捜査を放棄した日本政府に遺憾の意を表明している。確かに、ファジーな道を選んだ日本政府に責められる責任の一端はあるが、他所の国へ乗り込んできて、勝手にその国で捜査、検挙、密出入国をやっていること自体、無法者の行動ではないかと言ってやりたい。不条理な決着を選択するから、こういう無様な結末となる。日本政府は、韓国側の出方を待っているようだが、韓国大統領了解の下に、違法な権力行使をしたのだから、日本が主権を踏みにじられたことは明らかであり、きちんと抗議し、断固責任者の謝罪と処罰を要求すべきである。
   今日都庁旅券事務所へ交付された新規旅券を受け取りに行った。10年間の有効期限だから、ひょっとするとこれが最後の旅券になるかも知れない。初めて旅券を受領したのが1965年で、それからわが人生が旅行一筋に傾いて行った。今度の旅券はわが旅行歴上13冊目になる。

                        16420071025日(木) 野球はナイターでないと駄目なのか。

 アメリカでワールド・シリーズが始まった。コロラド・ロッキーズとボストン・レッドソックスで争われるが、両チームで日本人選手が出場するので日本のマス・メディアが例年以上に盛り上がっている。こうなると明後日から始まる日本シリーズの影が薄い。日本の場合は、筋が通らないクライマックス・シリーズなんてやるものだから、2位ながら勝ち上がった落合中日監督は、「うちは負けたんだから云々」なんてつい本音を喋っている。これが日本一を争おうとしている指揮官の発言だろうかとうんざりである。これもクライマックス・シリーズのような怪しげな制度を導入したからである。スケジュールの調整上長い休みが入って、パの覇者である日本ハム・ファイターズはヒルマン監督が一旦帰国している。それに比べて、やはり本場のアメリカはすべてにおいてやることがスマートだ。
 しかし、それでも今日ワールド・シリ-ズをTV観戦していたら、ボストンはナイターで雨も降ってきて、寒そうだった。試合は大差がついて凡戦に終わった。どうしてこんな時期に外でナイターなんかでやるのか、意図が分からない。3日後の第三戦は、デンバーで行われるが、ここはマイル・ハイ・シチーと呼ばれ、海抜が1,600mを超える。多分雪が降るのではないだろうか。かつて6月に訪れた時「さくら祭り」をやっていたくらいだから。試合をやるのは結構だが、もう少しベター・コンディションの中でやったらよさそうなものを、敢えて寒い中で本当にやる必要があるのだろうか。これは、アメリカの場合である。だが、日米ともにナイターを止めてデーケームにすれば、寒さ・怪我防止になるし、良い試合が見られ、子どもも見に来られる。最も良いことは、エネルギー燃料の消費防止に役立つことである。
 「江戸城再建を目指す会」の事務所開きがあったので、夕方神田神保町の事務所へ行ってみた。お歴々や関係者がお揃いで、改めて江戸城再建への強い願いを感じた。

                        16520071026日(金) インド・ヨガの聖地

 NHKの「プレミアム10」という番組を偶に観ることがあるが、今日は「菅野美穂、インド・ヨガ聖地への旅」と題して1時間半に亘って、ガンジス上流の奥深い山村をじっくり見せてくれそうで、楽しみにしていた。夜10時から始まり先ほど見終わったばかりだが、予想していた以上に初物尽くめで興味深かった。リポーターの女優菅野美穂が飾らない生地のまま、取材したり、自分のヨガ修練ぶりを披露して中々良かった。
 菅野は実際に日本でヨガを習っていて、コメントもあまりぶれることがなかったので、ヨガに関心のない人でも結構楽しめたのではないかと思う。
 ガンジス川を遡ったヨガの聖地、リシケーシへの旅で、そこで観る、習う、交流する、食べるを気取らずにやっていた。すっと人々の中へ入っていけるのは、彼女の気さくな人柄のせいだろう。このリシケーシへはビートルズもやってきたようだが、特にジョン・レノンは気に入ったようで長らく滞在していたらしい。素朴な田園地帯だが、ガンジス川沿いに「アシュラム」と呼ばれるヨガの修行場所がある。外国人もやってきて居住しようというくらいだから、よほど心が洗われる静かな環境なんだろう。お坊さんらしき人々も、土地の人々も来る人を拒まず、食事まで提供してくれる。土地の人々との明るい交流もいいが、この地でヨガを定着させた始祖亡き後、ヨガを普及させるために活動した弟子、スワミ・チタチンダ師が92歳で病床に臥している。病床にあるチタチンダ師へひと目逢いたいと不意に思いついて訪問する。暫く待たされた後に、ベッドに横たわっていた師が菅野に会ってくれ、言葉を交わしてくれたことには驚いた。まったく、偉ぶらず、誰にでも会ってくれるところに、この方の人柄と品格を感じた。ヨガの経典「ギーター」第六章に、定義が書かれているが、その中に風のないところの灯火は揺るがないという言葉があるようだが、ヨガというのは心を平らにして生きていく静かなものなのだろう。
 聖地も良し、人々も良し、レポーターも良し、の見ごたえのある好企画だった。

                        16620071027日(土) 拙いエッセイ掲載の「知研フォーラム」

 この時期には珍しい台風12号が発生して今日は朝から雨に、少しずつ風も出てきた。所属する「知的生産の技術研究会」の機関誌「知研フォーラム」を知人に郵送するために、雨の中を車で玉川郵便局へ出かけた。同誌今月号に写真6枚を含め、12頁に亘る拙いエッセイを寄稿した。「岡本太郎さん、藤山一郎さん、野口富士男さん、そして岳父」と題して、妻護江の父・川手一郎と慶應義塾幼稚舎、同普通部で竹馬の友だったお三方との交友関係を綴ったものである。岡本太郎さんは画家、藤山一郎さんは声楽家、野口富士男さんは作家としてそれぞれ名を成した。父だけが芸術畑へ行かず実業界へ進んだ。結婚当初は知らなかったが、同じ敷地内に住むようになってから追々話を聞いている内に、個性的な有名人同士でなかなか良い話であるし、世にも稀な?親しい関係だったことを知り、四人はすでに故人となったが、これは出来るだけ紹介しておいた方がよいと考えて書くことにした。小中陽太郎さんからも、励まされたし、良い話だと言っていただいたので、義兄が保管していた幼稚舎の卒業記念写真(大正13年3月)や、岡本さんと父との写真、野口さんの書簡、野口さんのご著書、それに生前父から聞いた話を頼りに傍で見ていて感じたままをまとめたものである。
 どう受け取られるか分らないが、少し食い込みが足りなかったかも知れないと思っている。実際、先日大学ゼミの後輩で、元毎日新聞編集委員だった冨田昌志氏が、野口さんが毎日新聞のコラム欄に父との交友関係について書かれた記事を探してくれたが、父と岡本さん、父と藤山さん、父と野口さんとそれぞれお互いの関係はよく紹介されているが、四人でつるんで行動した描写がない、四人の関係がすぐ分る内容があるとなお良かったと手厳しいコメントをもらった。確かにそうかも知れない。だが、残念ながらそこまでの話は生前父から聞いていなかった。今にして思えば、惜しかった。もっと微に入り細に入って聞いておけばよかったとも思う。 いずれにしろ、今回は知研から240冊送付してもらい、親戚、知人、友人に207冊送付した。こんなに大量に別注したのは初めてだ。すでに、手渡した分もあり、まだ届ける予定もあり、今回は奮発したが、中には余計なものを送ってきて迷惑だなんて思っている友人もいるかも知れない。僭越かも知れないが、喜んでもらえれば有難い。

                    16720071028日(日) 母校ラグビー部快勝、ベスト8へ

  高校ラグビー全国大会の神奈川県予選があり、今日桐蔭学園で母校湘南高が3回戦で横浜隼人高と対戦した。昨日の台風によるグランド・コンディション不良を心配したが、桐蔭生徒が砂を入れてくれ選手は若干足をとられたようだが、まずまずの状態だった。今年になって私自身ラグビー部OB会長は辞めたが、まだ時間のとれる内は出来るだけ応援にかけつけたいと思っている。
   さて、母校は新人戦以来ベスト8入りして、爾来春季大会、本予選ともシード校となっている。春季大会で桐蔭学園に負けたころをピークに、チーム状態も一時どん底まで落ちていたが、ようやく立ち直ってきたようだ。今 当日の試合は、どうなるか戦前の予想では、何とか勝てるのではないかと思っていた。その最大のよりどころが何と、部員数が最近になく多いことだ。母校がスポーツであまり芳しい成績を残せなくなった原因のひとつは、女生徒が増え、男子数が相対的に大きく減少したことだろう。われわれの頃は、一学年400人で、女生徒はとても一割にも満たなかった。それが、今では一学年生徒数は400人を欠き、女子生徒が男子を上回る。200人足らずの男子を各運動部が奪い合う有様で、全般的に激しいスポーツであるラグビー部なんか、打算的で気力に乏しい今どきの高校生には最も敬遠される運動部のひとつである。それが、今年は13名の新入部員が加わり、ラグビー部も活気が出てきた。これが、相乗効果となって強くなり、それにより来年さらに入部希望者が増える好循環になれば嬉しい。
  結果的に試合は、前半170、後半380、合計550のややワンサイドゲームとなり、圧勝した。結構大柄の選手もいて突進力は頼もしい。FWが結構強いので攻めの形が作れる。タックルもしっかり決めてディフェンスもまずまずだったので、一週間後の準々決勝の健闘を期待したいところである。対戦校は相手にとって不足はない、慶應高校だ。新人戦でも準々決勝で当り、563のスコアで完敗している。しかし、強豪校ではあるが、今ではまったく歯が立たない相手ではない。これからの一週間の鍛錬によって活路を開いて欲しいものである。
  台風一過で秋晴れの下のスポーツは、見るだけでも気持ちが良い。

                    16820071029日(月) 疑念が消えない証人喚問

 今日午後国会で守屋武昌・前防衛省事務次官に対する証人喚問があった。一昨年の姉歯建築士構造計算書偽装事件、古くは1976年のロッキード事件が印象に残っている。2時間余に亘りTV画面を観ていたが、野次馬的な見方からすれば面白いが、質問からは確たる言質を引き出せなかった。これは、守屋氏が弁舌逞しいというわけではなく、格別シャープということでもない。ごまかしながら言い逃れをしているだけで、肝心な点について追求して、もう一声というところで追い詰められない質問者の詰めの悪さもある。
 守屋氏への疑念に対する質問は、大きく分けて3点に絞られると思う。①接待は受けたか。②商社への口利きをしたり、指定業者への随意契約をほのめかしたのか。③海自補給艦の給油量を巡る隠蔽に関与があったのか。①は簡単に認めた。②と③については、受託収賄や、贈収賄のような刑事事件に引っかかりそうなので、何となく逃げ切ったという感じで、後にやりきれなさだけが残った。政治家が会合に同席したことまで、証言しながら名前を明かさなかったことなどから、もう一度証人喚問の必要があると感じた。
 守屋氏は印象では、大物とか能吏という雰囲気はない。あの程度の人物が次官にまで上り詰めることが出来るということは、結局防衛省内に人材がいないということだ。最近の民間会社の、特に食品会社の不祥事が創業者一族において発生するのは、詰まるところ世襲であるが故に、人材不足に陥った結果だといえる。その点では、防衛省は世襲会社的体質を有しているということになる。こんなところに国家の機密や、安全、治安を任せて大丈夫だろうか。
 それにしても、ロッキード事件の証人喚問の際の、小佐野賢治の人を食った答弁ぶりが、ことの是非は別にしてもいやに大物に写るから、やはり人間のスケールが違うのだろう。いずれにせよ、今日の証人喚問の場におけるやりとりは、今のままでは不毛の議論で、国民にとっては何のメリットもない。実際憂鬱になるだけだ。

                        16920071030日(火) 税の見直し

 所属している政策シンクタンク「構想日本」が、しきりに取り上げ各界の専門家や、行政の担当者を招いてシンポジウムをやっている議論の中に、「事業仕分け」と「税の見直し」がある。いずれも興味深いテーマで1~2度参加したことがあるが、このところ地域間の格差が話題として取り上げられるにつれ、後者がクローズアップされ、自民党税制調査会でも法人2税のあり方について検討に入ったという。まだ、緒についたばかりだが、これは従来にはない大胆な発想に基づいている。確か、最初の考えでは、地方税である法人事業税と国税である消費税を入れ換えようというものだ。必ずしも小都市の要望を安易に受け入れようというものではなく、税の精神とか、平等性、法体系の問題等を配慮する必要があるが、自治体への国の交付税が減少されたことがことの発端であり、まあ少なくとも議論を始めようというのは結構なことだと思う。
 この問題に対して昨日の朝日新聞では、各知事からアンケートをとったところ、賛成が20、反対が10だったそうだ。今日の日経紙・経済教室でも片山善博・前島根県知事が書いている。税金については、どこの国でも問題があるらしく、今朝の朝日では、相続税と贈与税についても触れていた。かつてタイでは、相続税も贈与税もないとタイ人に聞いて驚いたことがあるが、成金体質の中国でもそれらの税はないそうだ。
 とにかくわが国でも、国民に酷税意識を与えないように真面目な税論議を深めてもらいたいものだ。
 それはともかく自分自身の問題として、高校時代の友人から私の場合は個人としての確定申告より、個人事業者として青色申告をした方がよいのではないかと今日アドバイスを受けた。少し検討してみようと思っている。

             17020071031日(水) 日本の技術力は本当に大丈夫か?

 9月にベトナムのメコン川で新設工事中のカントー橋が突然崩落して、50人以上の現地人が死亡した。ODA支援に基づく大掛かりな工事で、日本のゼネコンが請け負った工事である。日本工営、長大のコンサルタント会社が窓口となり、大成、鹿島、新日鉄の子会社の三社が受注した大プロジェクトである。
   今夜テレビ朝日「報道ステーション」が特集番組として、現地取材を交え原因、問題点、等を追及していたが、ベトナム政府と日本のゼネコンから緘口令が敷かれていてはっきりとしたことは話されず、原因は解明されていない。僅かに現地の下請け業者から、危険が指摘されていたにも関わらず補強工事をしなかったとの話が伝えられた。とんでもないスキャンダルである。
 もう大分前になるが、ペナン島の小さな空港ビルで、私が壁を叩いたら壁が剥がれ落ちたことがあり、現地の人に杜撰な工事だと言ったところ、これは韓国の会社が建てた建物で、日本の会社なら大丈夫だが高いので頼めなかったと応えてくれた。その当時、島と半島を結ぶペナン大橋を建設中だったが、それも韓国の業者が請け負っていたので、それも心配だと言っていた。それほど日本製はすべての面で安全、丈夫、デザインも良いということで高い評価を得て信頼されていたものである。外国でそういう話を聞くたびに日本人として鼻が高かった。
 しかし、いまは違う。日本製も危なくなってきた。カントー橋は来年12月には完成の予定だったという。地元の人々もメコン川を渡るのは、これまでフェリーに頼っていたので橋の開通を大いに期待していた。その期待を裏切ったばかりか、地元の貧しい人々にも大きな悲しみを与えてしまった。ゼネコンの責任は重いと言わざるを得ない。
 最後に息子の遺体が見つかった父親は、「見つかったから良かった。完成したら息子が作った橋を渡っていろんな所へ行ってみたい」と恨むことなく率直に語ってくれたのが、身に詰まらせられていじらしい。こういう罪のない人々をどん底に突き落とした責任上、ゼネコンには原因と責任を明らかにして、堅牢な橋を完成させ責任を果たしてもらいたいと思う。
 日本国内でも、一昨年の姉歯建築士の偽装事件以来、建築業界ばかりか、消費者を欺く食品偽装問題を始め、NOVA英会話学校の詐欺まがいの事件等々不祥事に事欠かなくなってきた。
 鳩山法相のように、言わなくてもよい「友の友はアルカイーダ」のような馬鹿でなければ、口から出ないような放言を繰り返している最低の大臣もいる。みんな頭がどうかしている。