今日の東京都内は、今年の最高気温31.6℃を記録し初の真夏日となった。これから暑さも益々強まることだろう。
さて、日本国内でも来月は1千余品目の物価が値上げされると言われているが、世界中の物価が上がり世界の人々が苦しんでいるのは、トランプ大統領による米軍のイラン空爆により、原油産油地から石油の輸送が止められたことが最大の原因である。トランプ氏は世界の物価高騰の仕掛け人である。それでも当人は世界中の迷惑なんて気にもせず、相変わらず自己顕示欲に駆られて自らやりたい放題である。
今年7月4日は、アメリカが独立して250周年記念日に当たる。今年3月首脳会談の折に「世界中で平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだ」とゴマすり発言をした、高市首相なぞは飛び上がってトランプ氏へお祝いのメッセージを送ることだろう。
しかし、あまりにも自己本位でアメリカ国民のことすら考えようともしない、いつもながらのトランプ・アイディアがいよいよ実行されようとしている。それは、独立を記念した米㌦札の新規発行である。6月にトランプ氏の署名が入った100㌦札の印刷が始まり、以後他の新札も印刷される。本来アメリカ紙幣には存命の人物は印刷されないとの連邦法があり、「図々しく生きている」トランプ氏はその資格がなく、担当局長がトランプ画像新札に疑問を呈したところ、局長は4月に左遷させられた。そして250年記念の250㌦札を自らの肖像画と署名を入れ法律を無視して発行する意向である。
実は、先日トランプ大統領は訪中し、習近平・国家主席ともども米中が世界の大国であることをお互いに確認したうえで、習主席はトランプ大統領を目の前に講演した。米中は世界の強大国となり、人口は中国が14億人、アメリカは3億人、歴史は中国が建国後5千年、アメリカは250年であると語った。だが、この比較は中国がアメリカを圧倒している比較するには、アメリカが惨めである。習近平主席の語るがまま自尊心の強いトランプ大統領が黙っていたことが不思議でならない。トランプ氏は習近平に軽くあしらわれていたのだ。
他にも昨年12月、ワシントンにある綜合文化施設「JOHN・F・KENNEDY舞台芸術センター」の名称にトランプ氏の名前が加えられ「DONALD・J・TRUMP & JOHN・F・KENNEDY舞台芸術センター」に変更された。理事長にはトランプ大統領が就任し、同施設の従来の理事を多数解任し、理事に側近を入れた。
この施設はケネディ大統領の「生ける記念碑」と言われ、ケネディ大統領の生前の功績を伝える記念センターであり、これはリンカーン・センターが今もその名を残しているように、ケネディ大統領の名を残すもので、ここにトランプの名が冠せられることについては、ケネディ家からも批判が出ている。
とにかく人が何を言おうとも、我が儘を押し通し自己を売り込むのがトランプイズムの典型的神髄である。
常に思うことだが、この悪あがき大統領の我が儘を許しているアメリカ国民の無力と理不尽さにも匙を投げている。アメリカには民主主義が、未だに根付かないことがはっきりしている。世界の国々に対しても礼を欠き、迷惑をかけているこのお大尽を、アメリカ人の力で何とかできないものか。